水戸黄門を知らない世代に衝撃(わらプレvol.172)
おはようございます、桑山です。
いよいよ本公演初日です。
色々と不安な部分もありますが、やりながら修正&ブラッシュアップしていきます。
これがニュースペーパー流。
だから同じコントでも時間が経ってから見ると色々と変わっているのです。
なかにはガラッと変わってしまうコントもあるほどです。
さすがにそこまでは変わりませんが、昨日お話ししたプロット(あらすじ)のテンプレートが変わると、若干ニュアンスも変わります。
昨日はシンデレラプロットについてお話ししました。
今日はそれよりも若干単純な「水戸黄門」について考えていきましょう。
たぶんいないのではないかとは思うのですが、もしかしたら水戸黄門を知らないという方がいては困るので、まずは水戸黄門についての説明から。
(実際、小中学生に「ブラウン管じゃわからない景色」と言っても通じないのでショックを受けました)
水戸黄門というのは天下の副将軍・水戸光圀がその身分を隠して全国を漫遊するという話です。
越後のちりめん問屋のご隠居として旅するご老公一行は、毎回、旅先で揉め事に巻き込まれます。
助けてあげようとするのですが、問題は根深く、また邪魔も入り、なかなか上手くいきません。
調査に調査を重ねると、どうやら黒幕にその地方の悪代官などが関与していることがわかります。
そこへ乗り込んでいくと、大乱闘が始まります。
当然です。
代官側から見たら、訳の分からないおじいさんが乗り込んできて一方的に文句を言うのですから。
今でいえばクレーマーです。
大乱闘の末、その場を制圧したご老公一行は、徳川家の家紋が入った印籠を皆に見せます。
正体がわかると、そのお方は雲の上の存在。自分など簡単に吹き飛ばされてしまうほどの存在。
悪代官たちは自分たちの非を認め、「へへぇ~~!!」と平伏し、一件落着という話です。
この話を分解してみると……
1.ご老公一行が困っている町娘と出会う
2.町娘の悩みを聞き、その悩みに深く共感
3.悩みを解決しようと動き出すが、邪魔が入る
4.問題の原因である、悪の根源を突き止める
5.乗り込んでいって印籠を出す
これを昨日と同じく一般化すると……
1.不安の種を感じる
2.悩み
3.挫折
4.調査や工夫、新たなアプローチ
5.解決
となります。
では、昨日と同じく、僕がザ・ニュースペーパーに入るいきさつをこのテンプレに当てはめてみましょう。
1.損害保険会社でサラリーマンをしていた僕は追い詰められていました。
というのも運用部門から営業部門に転勤になった途端、契約が全然取れないため、課長に毎日、別室に連れていかれて2時間説教を食らっていたからです。
営業の外回りから会社に帰ってくると、そのまま課長に別室に連れていかれる毎日。
「どうすれば契約が取れるようになるか?」とか「問題がどこにあるのか? その解決方法は?」などという話は一切出ず、延々と「桑山のダメなところ」を挙げられ、罵られるだけです。
2.そんな中、クレジットカード盗難保険という特殊な保険の企画書を任されました。
……と、途中まで書きかけたのですが、少し長くなりすぎたので、今日はここまで。
続きはまた明日。
本公演の隙間を縫って、また書きます。
お楽しみに!!
P.S.
【今日が締め切りです。】
7月25日 19:00から東京・中野の劇場MOMOで上演されるお芝居を観に行こうと思います。
どなたか一緒に行って下さる方はいらっしゃいますか?
「幕末地球防衛軍」という少しライトノベル的なお話です。
https://www.ookami-class.com/bakumatsu
一緒に行ってもいいよという方は、このメールに返信してご連絡下さい。
詳細をお知らせします。
ちなみにチケット代金は 3,500円です。
「予定がまだ見えないので〇〇日まで待ってください」という方は個別にご相談下さい!!
※現在、僕を含めて3人が確定しています。
なかなか僕の人望のなさが滲み出ていますねぇ~~。
一応「平日だから」ということにしておきましょう。
……僕の精神衛生上のために(笑)