勘違いしてません?(わらプレvol.3)
おはようございます。
今日からいよいよ博品館劇場に小屋入りです。
にもかかわらず、昨日の夜は大学時代のサークルOB・OGが集まるというので顔を出すつもりでした。
ところが稽古が長引き、ようやく終わったところで連絡すると「解散しました」
にしても19:45に解散する飲み会って……。
もしかして本当は飲み会が続いてたりして……と、疑心暗鬼になる今日この頃。
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
さて、昨日は「凄く緊張してます」と自ら宣言してしまうことによって、自分の中に溜め込まず、緊張を減らす効果があるというお話をしました。
実は自ら緊張を暴露することによって、他にも幾つかメリットがあるんです。
な~んて、小出しにもったいぶっても仕方ないので、先に言っちゃいますね。
・弱みを見せると、人は親しみを感じる
・自分の置かれている状況を言語化することによって、自分を客観的に捉えられる
この2つのメリットです。
唐突過ぎて、意味わからないと思いますので、順を追って説明しますね。
例えば、あなたが男性だった場合、「物凄い美人で」「頭も良くて」「立ち居振る舞いが洗練されていて一部の隙もなく」「それでいて誰にでも優しい素晴らしい性格」の女性が身近にいたとします。
逆に、あなたが女性だった場合、「甘いマスクのイメケンで」「背がすらりと高く」「家がお金持ちで」「身体が引き締まった細マッチョで」「自分に厳しく他人に優しい性格で」「頭が良くて」「仕事もスマートにこなすデキる男」が身近にいたとします。
その時に、その人の事をどう思いますか?
うわぁ~~、素敵!!
憧れる!!
リアル・アイドル降臨っ!!!
ですよね?
僕だって、そう思います。
でも、その人と本気で付き合いたいと思ってアタックしますか?
僕なら出来ません。
「こんな凄い人が、僕ごときを相手にしてくれるはずがない」と尻込みしてしまいます。
ここで「え? なんで? そんな良い条件の人なら早くアタックしなきゃ他の人に取られちゃうじゃん!!」と何の躊躇もなく言い寄れる人がいたら……僕は弟子にしてもらいたいくらいです。
そんなある意味「良い意味でKYな人」は、安心してください。
そういう人は大勢の前で話すときに緊張するような性格ではありません。
逆に自分の喋りたいことだけを喋って、伝わらない可能性はありますが。
でも、先ほどの「理想過ぎる相手」が、他のみんなが普通に出来ることが「一個だけ」出来なかったら、どうでしょう?
たとえば、凄く方向音痴だったり。
いつも食べ終わった後にご飯粒が一粒、口の横についていたり。
虫が苦手で異常に怖がったり。
なんでもないところで、よくつまづいて転んだり。
お化けの話が本気でブルブル震えたり。
なんか、ぐっと親近感がわきません?
大勢の前で話をする時は、たいていの場合、話している側が主導権を握らなくてはいけない場合だったりします。
授業だったり。
セミナーだったり。
スピーチだったり。
朝礼だったり。
そこで、みんな重要な勘違いをしてしまいます。
「主導権を握る=舐められてはいけない=弱みを見せてはいけない」という勘違いです。
でも、さきほどお話ししたように少しくらい弱みを見せた方が親近感が湧くものです。
アニメやライトノベルで妹キャラやドジっ子キャラが根強い人気を保っているのも、この辺に理由があるのではないかと個人的には思っています。
ですから緊張しているときは、思い切って「正直言って今、すごく緊張しています」と暴露してしまいましょう!!
ただ、この「弱みを見せる」には一つ注意しなければいけないことがあります。
だいぶ長くなってしまったので、今日はこの辺で。
次回はその「注意しなければならないこと」について、お話ししたいと思います。
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
明日からが本番なのに、自分の受け持ちパートである「ウソニュース」のネタをまだ考えていません。
こういう時に限って、全然思いつかない……。