落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

究極奥義は頭を七三に分けること!?(わらプレvol.35)

2020/03/30
 
この記事を書いている人 - WRITER -
桑山 元
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

今朝は大阪にいます。
新年初めてのザ・ニュースペーパー公演は大阪のサンケイホールブリーゼです。
ここのところ、毎年一発目はここサンケイホールから始まっています。

でも、実を言うとこの時期の公演はとても頭を悩ませます。
何故??

年末年始はニュースが動かないからです。
いや、ニュースが動かないのは、なにも年末年始だけじゃないでしょ?
そんな声が聞こえてきそうですが、なぜ年始には公演で頭を悩ませるかといえば……

皆さんの意識の中で「去年のニュースは古く感じる」からです。

プーチンさんが来日してから、まだ1ヶ月も経ってないんですよ?
安倍さんとトランプさんが電撃会談を行ってから、まだ1ヵ月半ちょっと。

どうです?
随分昔のことに感じませんか?

なんだったらSMAP不在の紅白歌合戦すら昔のことのような気がしませんか?
去年のクリスマスって、どんなことがありました? 街はどんな風景でしたか?

これは「人間の脳は一度に1つのことにしか焦点を当てられない傾向がある」ことに関係があると思ってます。
つまり、「お正月」や「初詣」などのイベントを挟むことによって、それ以外のことにスポットライトが当たらなくなってしまうのです。
もちろん言われれば思い出しますが、「言われれば思い出す」レベルになっているため、「随分昔のこと」に感じるのではないか、と思っています。

と、いうことはこれを逆手に取って、応用もできるはずです。
それは……(続きは最後に)

(本日のあらすじ)
・脳は一度に1つの事しかスポットライトを当てられない!?
・激しい腹痛の時には「腕が痒い」とは思わない
・早い「返し」のコツは頭を七三に分けること

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先ほど、「脳は一度に1つのことにしか焦点(スポットライト)を当てられない傾向がある」という話をしました。

例えば、腕を蚊に刺されて痒かったとします。
これ、物凄く気になりますよね?
「掻いちゃダメ」とか言われると、逆に余計痒くなったりします。

でも、ここで急に強烈な腹痛が襲ってきたらどうでしょう?
うずくまる位の強烈な痛み。
昨日食べた何かが当たったのか?
それとも内臓の病気なのか?
よくわからないけど、とにかく立っていられない位の痛み。

そんな時、「腕も痒いが、お腹も痛い」とか感じます?
もしくは「お腹は10痛いけど、腕は2痒い」とか。
おそらく腕の痒みはどこか意識の外へいってしまっているはずです。

これが脳の基本特性です。
この特性をうまく利用しているのがマジック(手品)です。
何か気になることを意図的に作ってあげて、そちらに注意を向けさせることでタネの部分から意識を逸らせる。
マジック用語では「ミスディレクション」と呼ぶそうです。

しかし、この脳の特性が絶対か? と言うと、そうとは限りません。
普段、あまり何も考えずに行動しているときは、そういう「傾向」があるというだけです。

考えてみてください。

車を運転しながら、助手席の人と会話したりするでしょ?
車の運転だけでも、複数の注意と動作を同時に行っているのに、ですよ?

料理するときに、鍋で煮ながら、他の食材を包丁で切ったりしますでしょ?
包丁で切ることに集中し過ぎて、隣の鍋で煮ていたことをすっかり忘れてることはあまりないと思います。

ところが鍋を火にかけておいて、台所を離れ掃除機をかけ始めたり、洗濯し始めたりすると鍋で煮ていることを忘れたりします。
これは「カテゴリー」の問題ではないかと思っています。
つまり厳密に言う全く別の作業でも、同じ「場」だったり、関連性があったりすると、一緒くたに捉えて処理するのではないか、と。

僕は日常会話やフリートークで、たまに「反応が早い」「なぜ短時間にそんな返しが出来るの?」と驚かれることがあります。
みなさんは「頭の回転が速いねぇ~~」などと結論付けて感心してくれますが、実を言うと、大外れです(笑)

実は、頭の中を7:3位の割合で分けているのです。
パソコンなどをいじったことがある人だと「メモリーの7割を今の作業で使って、3割をアンチウイルスなどの常駐ソフトの起動に使っているイメージ」といえばわかりやすいかな?

いや、何もそんなに難しいことを言っているのでもなければ、難しい作業を行っているのでもありません。

7割の注意を車の運転に向けて、3割の注意を会話に向ける。
7割の注意を包丁でニンジンを切ることに向けて、3割の注意をこれからの料理の段取りに向ける。
電車の乗換えの時、7割の注意でグズる子どもをあやしながら、3割の注意で何時の「電車に乗らなければいけないか」「それを逃したときに挽回策はあるか」を計算する。

割と普段からやっていることです。
これを会話や人前で話すときに、意識的に実践するのです。

すると、どうなるか?

会話しているときに「相手はこう言うだろうな」という予測を3割で考えることが出来ます。
当然、反応速度は速くなります。
反応速度が速ければ、あえて一拍待ってから返すことで絶妙の間を作ることも出来ます。

人前で講義をしている時などは、不測の事態が起きたとしても、7割で講義を続け、3割で対応策を考えられたり出来ます。
ふと思いついたことを7割で喋りながら、3割で着地点を探したり、話を元に戻すポイントを考えたり出来ます。

これって、便利だと思いません?
しかもこれ、訓練しだいで誰でも出来ます。
ホントは企業秘密にしておきたかったんですけどね(笑)

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脳が一度に1つの事しかスポットライトを当てられないことを逆手に取る方法。
それは「気分をリセットしたい時には、勝手に大きなイベントを作る」です。

クリスマスの後にやってきたお正月によって印象が薄まってしまったように、「嫌なこと」や「気分を変えたいとき」は、自分で勝手にイベントを作るのです。

全然知らない途中駅で降りてみるのもいいでしょうし、
全然好みじゃない人が実は財閥の御曹司で、自分にめちゃくちゃ好意を抱いてると妄想してもいいですし、
もしかしたらトイレを極限まで我慢してみてもいいかもしれません(膀胱炎には注意)。

とにかく非日常性をリアル世界に持ち込んで、意識の流れを一度断ち切るのです。
普段しないことの方が全力でそれに意識しないといけなくなりますから、効果は高い。

気分転換に深呼吸をしても気分が晴れないのは、3割で深呼吸をして7割の意識は嫌なことを引き続き考えているからなんです。

この記事を書いている人 - WRITER -
桑山 元
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

Comment

  1. アバター そよ風 より:

    私は悩みがあると心が支配されてしまうのですが、そこにあり得ないくらい嬉しい出来事が入ってくると悩みを忘れられることが良くあります。だから、すごく共感出来ました。最近もちょっと気になることがありウダウダしてたところに思いがけない方から連絡があり、一気に気持ちが良い方に向きました。あと意識してやってることは、自分が大好きなお友達にメールをして、少し話して貰ってすっきりする。ただ、迷惑じゃないかな?ってすぐ考えるタイプなので、そこまで行くのに時間が掛かりますが、他愛もない話をして、タイミングが合えば一緒に悩みも聞いてもらいます。悩みを話さなくても大好きなお友達と話せただけで、気持ちが晴れたりしますね。自分で上手くコントロールができない時もありますが、とにかく悩み体質だから、工夫は必要です。勉強になりました(#^.^#)

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