落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

ヒーロー失格!?(わらプレvol.118)

2020/03/30
 
この記事を書いている人 - WRITER -
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

こんにちは、いや気づいたら、こんばんはでした。桑山です。

昨日は息子が空手の道場に道着を忘れたというので、台風の中、びしょ濡れになりながら道場に行きました。

が、いざ道場に着いてみると、予定されていたクラスは急遽中止になったようで、道場が閉まっていました。
そのクラスに通っていた他の子ども達も連絡が伝わっていなかったのか、何人かが呆然と立ち尽くしていました。

息子は怒りました。
「お母さんが10:30からクラスやってるって言ったから、わざわざ来たのに。
やってないじゃないか!!
時間を無駄にした。
この後、お父さんとバッティングセンターに行く時間が減った!!!」

予想以上に怒っていて、「お父さん、ビデオ撮って」と自分の不満をビデオで訴えて、妻にラインで送らせる始末。

その後、バッティングセンターに行く途中も、しばらくブツブツ言っていました。

そこで、僕は息子を説得しました。
「文句言ったって道場が開くわけじゃないんだし、時間も巻き戻せる訳じゃないんだから」

でも、すぐには納得できない様子。

そこで、ちょっと試してみました。

「よしっ、気分を切り替えてバッティングセンターに行くぞ!! はい、一緒に言って!!」

「よしっ、気分を切り替えてバッティングセンターに行くぞ!!」

結果は僕が驚くほど、効果てきめんでした。
ケロッと立ち直り、雨風の中、バッティングセンターを楽しみにしながら歩きだしました。

ま、その後、方向音痴の僕が道を間違えまくって激怒してましたが。

さて、この「声を出して行う宣言」、自己啓発などでは意外と有名な方法です。

アファメーションと呼ばれる方法です。

元は「断言」「肯定」という意味で、「私は〇〇出来る」などと肯定的なことを自分自身に断言する宣言です。

願望を叶えたい時、もう既に叶っている状況として「断定」し、同時に感謝の気持ちをセットにするとより効果があると説いている本も多数あります。

ボクシングのオリンピック選手・村田諒太選手の自宅の冷蔵庫に
『金メダルを獲ることが出来ました。ありがとうございます』
と書かれた紙が貼ってあったのを見たことがある人も多いのではないでしょうか?

彼はその後、アファメーション通りに金メダルを獲りました。

更にその後は
『世界チャンピオンになることが出来ました。ありがとうございます。』
と書き換えて、ついに世界チャンピオンにもなれました。

この方法、頭の中で考えるだけでも多少の効果はあるようです。
目に見えるところに紙に書いて貼っておくのは、その効果を倍増させます。

しかし、声に出すと、その効果は数倍になります。

頭の中で宣言する文を思い浮かべる(考える)

声に出す(口の筋肉や声帯の筋肉を使う)

自分の声を聞く(音声の言葉として捉える)

聞いた声・言葉を認識する(頭の中にインプットする)

お気付きでしょうか?

単に頭の中で考えただけよりも、声に出すという一手間を加えるだけで、脳に認識(インプット)される回数が4回に増えるのです。

しかも時間的にはほんの数秒しか変わらない。

さらに言うと「考えるだけ」よりも「筋肉の動き」を伴う方が記憶に定着するそうです。

小中学校でやらされた「漢字の書き取り」や「英単語の反復練習」で、『手が覚えてる』状態というのは、誰もが経験があるのではないでしょうか?

ま、早い話が、自分に聞こえるくらいの大きさでいいので、声に出した方が効果は倍増するという話であす。

もしかして、戦隊モノのヒーローが必殺技を叫ぶのも、気乗りしない自分自身に対しての宣言なのかも!?

……んな訳ないか。
それじゃヒーロー失格か(笑)

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