落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

♪俺は村中で一番モボだと言われ~た男~(わらプレvol.72)

2020/03/30
 
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社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

昨日のうちにメルマガを書き上げ、配信しようと思っていたのですが、とある事件が勃発し、それどころじゃなくなってしまいました。
そんな訳で、今、仙台公演に向かう新幹線の中でこれを書いています。

どんな事件が起きたかというと……(続きはこのあとすぐ)

子どもがスマホでやっていたポケモンGOのデータが初期化されました。
ゲーム中、急に落ちて、サインアウトしたそうです。
レベル28までコツコツ頑張っていたので、泣いていました。

サインインしようにも、何のメールアドレスで登録したのか、パスワードもログイン名も全く思い出せず……。
何度もトライしてみましたが、打つ手なし。
しかも翌日はわくわくフェスタの本番です。
わくわくフェスタとは1000人以上のお客さんの前でキッズダンスやけん玉の発表会をする学童クラブの晴れ舞台。

当然、テンションはガタ落ちで、
「あしたのわくわくフェスタに行きたくない。学校にも行きたくない」
と、言い出す始末。

「わかる、わかる。お父さんも一週間かけて作った仕事の書類が一瞬にしてデータが飛んだことがある」
と話をし、パソコンやゲームといったデータものは「飛ぶリスク」というのは必ずあるということを丁寧に説明しました。

これからはパソコンなしじゃ生きられない世の中になるんだから、そういうことにも慣れなくちゃいけない。
データが飛んだときにどうすればいいのかを考えておかなきゃいけない。
メモを取って残しておくのか。
バックアップを何らかの方法で残すのか。
そういうことを時間をかけて話しました。

その結果……(続きは最後)

(本日のあらすじ)
・ポジショニングに似た言葉にUSPと言う言葉がある
・キーワードは「他者と差別化できる独自性」
・独自性を出すには「掛け合わせること」と「地域を狭めること」

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前回は自分の立ち位置のことをポジショニングと呼んで、これが確立できれば話をするのがとても楽になるというお話をしました。

では、このポジショニングって、いわゆる名刺に刷ってある肩書きと何が違うのでしょう?

ちなみに、ポジショニングの意味をネットで調べると、こんな定義でした。
自社のビジネスや特定ブランドを顧客のニーズに合わせると同時に,競争企業あるいは競争ブランドと十分に差別を行ないながら顧客の記憶の中にユニークに位置づけることである。
う~~ん、訳がわからない……。

ちなみにポジショニングと似たような言葉にUSPという言葉があります。
Unique Selling Propositionの略で、「他とは違う独自性」「独自のウリ」みたいな意味合いです。

僕なりに解釈すると、「自分の定義、立ち位置」がポジショニングで、その中核をなすのが「他との差別化」のUSPなのかな、と。
どなたかマーケティングの専門家の方がいましたら「合ってるよ」「全然違ってるよ」「惜しいけど、正確に言うとこうだよ」など教えて下さい。

いずれにしても「名刺に印刷してある肩書き」とは全く違うということがご理解頂けたと思います。

さて、今回の目的はポジショニングやUSPの定義づけではありません。
問題はこういった概念を踏まえて、「どうすれば自分の独自性」を保ちつつ、「楽に話せるか」ということです。

結論から言いましょう。
ニッチな方、ニッチな方へと範囲を狭めることです。

どういうことか?
例えば、この【わらプレ】で言うと、僕がプレゼン術やコミュニケーション術のコツやメソッドを共に考えていこうというメルマガです。
では、「僕」の立ち位置は?

世の中にお笑い芸人はたくさんいます。
世の中にダメサラリーマンも、たくさんいます。
世の中に元サラリーマンで脱サラした人もたくさんいます。
世の中に「話し方教室」をやっている方もたくさんいます。

でも、「元ダメサラリーマン」で「現役のお笑い芸人」で「プレゼン術・コミュニケーション術」を考えている人はほとんどいないのではないでしょうか?

さらに僕は催眠術も学び、使うことが出来ます。これはあまり言ってないことですが。
その関係で心理学や脳科学もそこそこ勉強しているのですね。
(余談ですが、今度かかってみたいという方がいましたら、かけてみますよ。かかり方には個人差はありますが)

小説の書き方も勉強しています。

そして今はマーケティングも勉強し始めてます。

心理学・脳科学・マーケティングも駆使した「元ダメサラリーマンで現役お笑い芸人」が教えるプレゼン術・コミュニケーション術。

ほら、なんか「他にはない」気がしてきたでしょ?
そういうことなんですよ。

これ、お笑い用語で言うところの『キャラが立っている』状態です。

このポジショニングという観点で、キャラを立たせる方法は幾つかありますが、僕が考える簡単な方法は次の二つです。

(1)色んなものを掛け合わせる

これは僕が先ほど使った方法ですね。
「元サラリーマン」「現役お笑い芸人」「心理学」「脳科学」「マーケティング」を掛け合わせたわけです。
自分の人生の経験の中からワンワード(簡潔な単語)で象徴できるものを幾つか探してきて、掛け合わせるのです。

よく「私には特徴がないから」と言われる方がいますが、あなたの人生を寸分たがわず生きているのは、あなたしかいません。
探し方がしっくりいっていないだけで、特徴がないわけではありません。

この方法は、掛け合わせれば掛け合わせるだけ独自性が出ますが、それに比例してクドくなるので、どの辺が適正か見極めが必要です。

(2)地域を限定する

日本全国には似たような人、もっと凄い人がいるかもしれませんが、地域を限定すれば自分が一番になれることはたくさんあります。

東京都で一番。
それが無理なら新宿区で一番。
まだ無理なら大久保で一番。

大久保1丁目でダントツの実績を誇る話し方教室。
これなら出来そうでしょ?

極端な話をします。
世の中にガンダムマニアはたくさんいます。
僕はガンダムは好きですが、アムロが主人公の最初のガンダムしか観ていません。
しかも全話観たわけでもありません。
話もかなり忘れています。
でも、桑山家で一番ガンダムに詳しい男です。

こういうことです。

ここまで話を聞いてきて、うすうす感づいているとは思いますが、この方法の注意点は「地域を狭め過ぎるとインパクトも小さくなる」ということです。

いずれの場合でも、共通して注意するべき事柄があります。
『これから話す内容と関係のある事柄で独自性を探すこと』です。

桑山家で一番ガンダムに詳しい男が解説する「生命保険による節税効果」

多分、誰も話を聞かないと思います(笑)

これ、人前で話をする以外でも、試しに「自分ならどんな肩書き、どんなレッテルを貼れるかな?」と考えてみて下さい。
その時のコツとしては極力「1番」を目指す、意識するということです。

ちょっと前に流行った「自分探しの旅」は、インドへ行くことではなくて、実はこういうことかもしれませんよ。

是非、お試しあれ!!

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「データが飛ぶリスク」を僕から懇々と聞いた、うちの子どもコジローはようやく泣くのをやめ、考えをまとめたようだ。
そして高らかに宣言した。

「こうなったら、もう俺はポケモンGOをやめる!!」

おぉ~~、意外にいい効果を生んだのかもしれない。

「そして将来、大統領になってポケモンGOをやっている人を国の外へ追い出す!!!」

桑山家で一番トランプイズムを継承する男、コジロー。

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