読書感想文と通販番組(わらプレvol.105)
おはようございます。
今日はお盆も終わったというのに、家族そろって
お墓参りです。
お盆中は家族3人の予定が全く合わなくて、夏に
家族3人で出かけたところは、野球観戦と、この
お墓参りだけです。
さて、読書感想文の書き方なんですが、幾つか
方法がありまして、今回は正統派な書き方。
この【わらプレ】を書いていて、ふと気づいた
んです。
「あれ? 実は読書感想文って、感想を書くの
ではないんじゃないかな?」って。
そもそも、読書感想文って何のために書くんだ
ろう?
・文章構成力の養成?
・思考の整理?
・本を読む習慣をつけるため?
じゃ、大人になってから、どういう場面で役立つ
ために、この読書感想文という「トレーニング」
をしてるんだろう?
どう思います?
僕は「自分の考えを他人に伝えるため」ではない
かと思いました。
これって、まさに「プレゼン」じゃありません?
じゃ、具体的にどうすればいいのか?
本を読んで「その本の面白さ」を伝えればいい
んです。
堅く言えば「書評」、もっと身近なものでいえば
「通販番組」です。
この商品は「どんなもの」で、
「どんな所が便利(新しい)」で、
「どんな人におすすめ」で、
これを使うと「どうなるのか?」
通販番組では、これを強調します。
だから、わかりやすいし、欲しくなる。
同じことを読書感想文でやればいいのです。
「どんなもの」があらすじ。
「便利(新しい)」にあたるのが、自分が一番
心に残ったところ。
「どんな人におすすめ」で「どうなるのか」に
あたるのが、自分の読後感。
この本を読んで、こんな気持ちになったので、
こういう気持ちになりたい人にお勧め、という
感じです。
読書感想文を読んだ人が、その本を読んでみたく
なったら大成功。
「感想を書け」と言われれば難しく感じるけど、
「この本を友達に勧めて」と言われれば、意外と
出来るのではないでしょうか?
では、この手順をどう言えば、子ども達に伝わる
のかを明日は考えていきたいと思います。