昨日から少し声を出すのが解禁になりました(わらプレvol.153)
おはようございます、桑山です。
昨日から少しずつなら声を出していい状況になりました。
とはいえ、「手を伸ばせば届く範囲に話しかける音量で、1時間に1~2回、しかも極力、言葉数は少なく」という指示なので、普段通りという訳にはまだまだいきません。
ホワイトボードでの筆談と併用しながらです。
1週間喋らない間に、色々な気づきがありました。
まず、僕が喋らないと家の中がとっても静か……かと思いきや、実はそうでもないということ。
息子のコジローが喋る喋る。
妻が聞いていようがいまいが関係なく喋っています。
独り言も多く、鼻歌も歌っています。
「静かになったな」と思って見ると、ポケーっと口を開けてテレビを見ています。
そして、もう一つ。
コンビニでは、ほぼ喋らなくても大丈夫だということ。
特に僕の住んでいる新宿区大久保は多国籍が入り混じる雑多な街なので、コンビニ店員はほぼ外国籍の人です。
なので指差しだけで意外と会話が成立したりします。
でも、こういう会話がなくても用事が住んでしまう環境が増えていることにも少し不安を感じてしまいます。
最後に、一番意外だったのが、こんなお喋りな僕でも1週間全く喋っていないと声を出すときに若干怖さを感じることです。
僕の場合は手術の影響もあり
「このボリュームでいいのかな? 囁き声はダメって言われたな」
なんて気にするので、そういう意味でも怖く感じてしまう面があるのは確かです。
しかし、「喋ることが面倒だ」と感じることも結構あったのです。
1週間喋らないだけでこんな感覚になるとは驚きでした。
もしかしたら、人前で喋るのが苦手な人はそういう感覚になっている場合もあるのかもしれないと思いました。
で、あれば解決法は比較的、簡単です。
「声を出す」
これを続けることによって、自分の中での「怖さ」「面倒くささ」のハードルはどんどん下がっていきます。
まずは「あいさつ」から始めてみると違和感は少ないと思います。
その次はお風呂に入っている時などの一人の空間(自宅のトイレとか)での「独り言」がお勧めです。
独り言の内容は何でもいいのです。
「あ~疲れたなぁ~」
「いいお湯だなぁ~。でももう少しあったかい方がいいかなぁ」
「あ、そろそろトイレットペーパーがなくなりかけてるな」
「今日は〇〇な日だったなぁ」
「あの時は、ホントはどうすればよかったんだろ?」
ホントに内容は何でも構いません。
声を発することが目的なのですから。
でも、この独り言、実はもう一つ効果があります。
「言語化の訓練」です。
これについては、また別の機会にじっくりお話ししましょう。
とにかく、喋るのが億劫に感じることがある人は「あいさつ」「独り言」。
これがお勧めです。
騙されたと思って少し続けていてください。