とりあえず一発目にカマす!! 不良か!?(わらプレvol.15)
昨日は新神戸で2回公演でした。
にもかかわらず、何を血迷ったか、朝から11.4kmスロージョギング。
2回目の公演はなんとか持ったもののバラシ(舞台の片付け・搬出)の時は徐々に疲れが出てきました。
もっと体力をつけなきゃなぁ~~。
(今回のあらすじ)
・興味をもってもらいたい時には、最初にカマす
・カマす言葉は相手が興味を持ちそうなキャッチーなワード
・テーマと全然関係ないワードほど効果あり
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
昨日「マインド的な話が続いたのでテクニカルな話をしましょう」と言ったものの、「さて何から話しましょう?」という状態です。
このメルマガを始める前にフェイスブックで何回かに渡って話した「陣取りゲーム」について話そうか?
でも、このメルマガを読んで下さってるる方はフェイスブックとカブってる方が多いんだろうな、とか色々考えちゃいました。
と、言う訳で「陣取りゲーム」の話は次にまわして、今回はこの前の本公演の時に飲んだ美容学校の先生との話をします。
その美容学校の先生、静岡からわざわざ来てくれました。
ちょっと前に同じく飲みの席で「美容師国家資格と関係ない授業を担当することになったんだけど、そうなると生徒が授業に興味を示さない。どうすればいいんだろう?」と僕に相談してきました。
僕はその授業についての知識は何もなかったので、「どんなことを教えるの?」というところから聴いて、「じゃあ、例えば……」みたいな話をその場で5~6個提案しました。
とっても有難がってくれたのですが、僕にとってはずっと不安でした。
「あれで良かったんだろうか?」「生徒にそれで響くのだろうか?」
そのモヤモヤを抱えてた時に、同じような質問を複数受けて「じゃ、僕が持ってるノウハウが何かの役に立つなら」と書いたのが、このメルマガです。
いわば彼がこのメルマガの産みの親です。
結果から言うと、あの時のアドバイスはめちゃくちゃ役に立ったみたいです。
その「例えば」の話の、核の部分を先生なりにアレンジしたものも好評で、とっても上手くいったようです。
で、今回、さらに難しい授業を担当することになったんですって。
この人なら……って、見込まれたんでしょうね。
今回は「美容の歴史」についてなんだって。
この授業、生徒はほぼ興味なくて、他の先生がやってるときでも結構寝るんだって。
で僕に「どうすればいいかなぁ?」と。
いや、そんなん急に言われても……とか思いつつ僕が言ったのは
「それは、きゃりぱみゅぱみゅとレディーガガだね!!」
「え? どういうこと?」
先生、食いつきました。
そのプロセズをちゃんと説明すると、先生最後まで興味を持ったまま聴いていて、凄く納得してました。
そこで僕、言いました。
「伝えたかったのは、この話じゃないんだよ。この方法なんだよ」
つまり美容の歴史がきゃりーぱにゅぱにゅにどう関係してるかとか、レディーガガと美容の歴史の相関性とかはどうでも良くて……
【どうすれば、話を最後まで聞いてもらえるか?】
ってことです。
そのうちのテクニックの一つとして『一発目にカマす』というのがあります。
各論は難しいけど、総論は簡単です。
(1)相手が求めてること
(2)自分が言いたいこと
(3)聞いてる人が興味を持ちそうなキャッチーなワード
これらを瞬時に分析して、「(1)と言えば(3)だよね?」と【言い切る】。
この場合、(1)と(3)が離れてれば離れているほど有効です。
上手くいくと、このワンフレーズで相手を虜に出来ます。
で、「なんで?」と思う気持ちを引っ張りながら、「だってさ……」と謎解きの解説編をしながら(2)の「自分の意見」を差し挟んでいく。
すると、相手は「答え」を知ってスッキリしただけのはずなのに、気付くと「こっちの意見」が織り込まれている状況になってます。
答えに意識の焦点を合わせさせておいて、サブリミナル的に「こっちの主張」(美容学校の先生の例で言うと「だから歴史を学ぶことはあなたにとって得だし、学ばないと損」)を無意識に暗示として入れるわけです。
理論的には高等技術ですが、やってみると意外と簡単に興味を持ってくれたり意識付けが出来ます(もちろん、個人差はありますが)。
今日のまとめ
「興味を持ってもらいたい話は、全然関係ないことをカマせ!!」
この話、もっと細かく聞きたいという人は「私は○○で××なことが言いたいんだけど、△△で困ってる」と言う風に具体的に返信してくれれば、僕は全力で解決しようと思います。
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
何気なくポンと思いついたネタほどウケが良くて、一生懸命、眉間に皺を寄せたネタは大してウケない。
ま、そんなもんです。
昨日もそうでした。
って、ことはですよ?
とりあえず「思いついたことはやってみればいいんじゃない?」ってことです。
判定は他人に任せればいいじゃん、って感じ。
これマスターすると、生きるのが格段に楽に楽しくなると思います♪