ある方法を使えば、聞いてる人は退屈しません(わらプレvol.168)
こんにちは、桑山です。
先日お話しした「第一弾だと思って書き直す」という話が意外に反響がありました。
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文章書くのが苦手なのですが、理由がわかったみたいです。
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とか
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いや~、今回の記事感動しました。
以前ライター仕事してた時に、何回も書き直しの依頼が来て、だったら自分で書けばいいのにって編集者に返したくなった自分です。反省。
書いたものを一発狙いをする裏には、批評されたら折れちゃう自分がいるからで。
これからは心を入れ替えて、批評に聞き耳を立てようと思います。というか、その前に早く書いて沢山の人に見てもらって仕上げることが大事なんですね。
秘訣教えて頂き、ありがとうございました
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なんていう元(なのかな?)プロのライターさんからも返信を頂きました。
なんか文章の専門家にそう言われると、なんかくすぐったい気持になりますが、やっぱり嬉しいですね。
一方、文章専門家もプレゼン術に興味があるのかと知ってビックリしています。
もしかしたら、違うジャンルのノウハウを自分の分野に応用しようとしているのかもしれませんね。
そう考えると、プレゼン術も他のジャンルからノウハウを「拝借」出来そうです。
たとえば、小説の書き方で習った文章術。
文章術の中で「あ、これ、すぐに使えるな」と思ったのは『謎のテクニック』です。
人間は何故だかわかりませんが、質問されると反射的に答えようとしてしまいます。
実際に答えなくても、答えを考えようとしてしまいます。
書籍の世界ではこの方法は王道中の王道で、例えばミステリーなどはその典型例です。
「え? 犯人は誰?」
「どんなトリックを使って?」
と、謎を解き明かそうとして、どんどんページを読み進めてしまいます。
本のタイトルなどでも
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」
などと問いかけられると、つい
「え? そうなの? なんでだろ?」
と、つい立ち止まって考えてしまいます。
じゃ、これをどうやってプレゼンやスピーチで使うのか?
一番簡単なのは「クイズにして質問する」ことです。
これは、このメルマガでも度々僕が使っていますね。
その他にも、ある方法を使えば聞いている人の心に妙な引っ掛かりを作ることが出来ます。
人によってはもの凄く「なんだろう?と気になりますし、そこまで気にならなくても心の片隅に引っかかったものでモヤモヤします。
この方法はテレビでもよく使われている方法です。
あるいは少しエッチな場面でも……(笑)
着エロなんて呼ばれる方法も、この「ある方法」の応用形と言えるのかもしれません。
その「ある方法」とは……
まさにこの方法です。
「は??」とか思ってます?
そう、伏せ字なんですよ。
「ある方法」「ある人物」「ある理由」など、何かを敢えて伏せ字のように意図的に隠した言い方をすると、気になります。
そして、伏せ字にする時には
1.キーポイント(一番肝になること)を伏せる
2.伏せた事柄の周辺を丁寧に細かく描写する
と、より効果的になります。
今日のこの話って、どんな場面で使えそうですか?