2つの速報!!!(わらプレvol.184)
今日は映画関係で2つ速報が入ってきました!!
映画「愛と、酒場と、音楽と」の話です。
1つは、10/12(金)のアフタートークショーのゲストに井之脇海さんが決定したこと。
この「愛と、酒場と、音楽と」は3本の短編映画のオムニバスなんですが、井之脇海さんはその1本目「言葉のいらない愛」の監督さんです。
ちなみにこの「言葉のいらない愛」は、カンヌ国際映画祭で上映されています。
また井之脇さんは「トウキョウソナタ」という映画で俳優としてもカンヌ国際映画祭に行っています。
井之脇さんは現在、監督というより俳優として、テレビドラマに引っ張りだこです。
『ひよっこ』『おんな城主 直虎』『義母と娘のブルース』と朝ドラ、大河ドラマにも出演されています。
その井之脇さんが金曜日に舞台挨拶に立ち、さらにパンフレットを買ってくれた方にはサインもしてくれるという。
10/12のオンライン予約が早くも過熱気味だとか。
もう1つは上映期間の延長。
9/29~10/12までの2週間のレイトショーで上映が決まっていたのだが、アンコール上映ということで、上映期間が1週間伸びて10/19までになりました!!
こちらからお願いして延長したのではなく、映画館からのご要望だとのこと。
渋谷のユーロスペースで上映を希望しているのに叶わない映画がたくさんある中、これは大変光栄なこと……なんでしょうね。
何故、歯切れが悪いのかと言えば、僕が映画の世界のことを全然わかっていないから。
でも、今回の映画でとても貴重なことをたくさん経験しています。
映画の中の演技というより、それに付随する諸々のことで。
例えば、先日、映画館のある渋谷に予定より早く着いてしまいました。(僕は都合がつく限り、上映中は映画館に行っています)
何気なくフェイスブックに「早く着いちゃった。何やって時間潰そうかな?」と投稿すると、速攻でチェリー役の豊田君から電話がかかってきました。
「映画が始まるまで、どこかで飲みませんか?」
というお誘いかと思いきや、
「元さん、上映までの時間、チラシ配りしませんか?」
え?
チェリー、そんなことやってるの?
偉い! 偉すぎる!!
すぐに「やる、やる!!」と言って映画のチラシを路上で配ることにしました。
チラシ配りなんて、ここ10年くらいやってないなぁ~。
なんて思いながら配っていると、これが辛いこと、この上なし。
元々メンタルが弱い僕は、もらってもらえなかったり、無碍に拒否されたり、迷惑がられたりする度に傷つき、落ち込んでました。
でも、やると言った以上、配り続けます。
これが思っている以上に貰ってくれないの。
なかにはゴミを見るような目で舌打ちされたり。
あんまりにも悔しいので、そこから毎日、少し早めに行ってチラシ配りをすることにしました。
すると4日ほど続けた頃、不思議なことが起きました。
何だと思います?
チラシをもらってもらえなくても、傷つかなくなったんです。
なんだ、そんなことかって思いました?
でも、これは凄く僕の中では驚きでした。
「どうせもらってもらえないだろ」と諦めているわけではありません。
無感情で配る術を身につけたわけでもありません。
受け取ってもらえれば嬉しいし、拒否されるとショックなのは変わりません。
でも、「まぁ、受け取ってもらえなくても当たり前だよな」と思うことが出来ました。
自分なりに分析すると、視点が自分中心からやや受け取る人中心にシフトしたのではないかと思います。
どういうことかと言うと、それまでは「なんでこんなに一生懸命配ってるのに受け取ってくれないんだよ。受け取るくらいしてくれたっていいじゃないか。そんな拒否の仕方ある?」と心の中で毒づいていました(笑)
でも、何回も断られているうちに、考え方が変わってきました。
「そりゃ、目的に行こうとしてるのに横から急にチラシを渡されても迷惑なだけだよな。そんな状況なら受け取らないのが当たり前だよな」
そう考えてから、「それでもお伝えしたいことがあるんです」という気持ちで配ることが出来ました。
すると拒否されるのが辛くなくなったばかりでなく、受け取ってもらえた時の嬉しさも倍増しました。
さらに受け取ってもらえる確率が1.5倍くらいに上がったのです。
・自分の考えに固執せず、ゲーム感覚で他の人の考えをなぞってみる
・負け癖をつけるわけではなく「最初から上手くいかないのは当たり前」と考える
・一発必中で、一気に成功を狙わない
チラシ配りでこんなことを学べたので、ちょっとシェアしてみました。