落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

金曜ロードショーでベイマックスを観て泣く(わらプレvol.21)

2020/03/30
 
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社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

おはようございます。
今朝は4:00起き、5:30に家を出て名古屋の中日劇場でザ・ニュースペーパーとしては仕事納めです。
厳密に言うと、まだ「泊まりで関連会社が集まっての忘年会」という最も面倒くさそうな仕事は残ってますが(笑)
昨日はようやく熱が下がり元気を取り戻した子どもと、ウダウダ過ごしていました。

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昨夜、金曜ロードショーで「ベイマックス」を観ました。
子どもと一緒に映画館でも観ました。ラスト近くで泣きました。
一度観てストーリーは知っているのに、昨夜もラスト近くで泣きました。
子どもも観終わって「哀しいお話だ」と映画館で観た時と同じ感想を言っていました。

そんな二度も泣いた「ベイマックス」ですが、映画館で観終わった時も、昨夜観終わった時も僕も感想は一緒でした。
「感動した!!」ではなく、「上手いなぁ~」でした。

「ベイマックス」「スターウォーズ」「ハリーポッター」「アナと雪の女王」に始まり、「君の名は。」や、はては「半沢直樹」「ウルトラマン」「水戸黄門」「みにくいアヒルの子」などに至るまで、底辺に流れるストーリーが同じだということをご存知でしょうか?

そして、それらの話の中で「最強のストーリー」と言われているのは何のお話だと思いますか?












それは「シンデレラ」です。
映画の脚本や小説など作家の世界では割と有名で「シンデレラ・プロット」と呼ばれています。
近年はインターネットの普及に伴い、ネット上で文章によって商品を広告するときにも応用されていて「シンデレラ・フォーミュラ」と呼ばれています。

では、シンデレラ・プロットとはどういうものか?

そのまんま「シンデレラのあらすじ」なんですが、もうちょっと詳しく見ていきましょう。

「継母のもとで育ち、継母にも姉達にもこき使われ、虐められている」←不幸から始まる

「お城で舞踏会が開かれると聞く」←物語の目的が示される

「姉達は豪華な服を買ってもらえるが、シンデレラは買ってもらえず留守番」←試練が与えられる

「魔法使いのおばあさんにカボチャの馬車や綺麗な洋服を出してもらう」←誰かに助けてもらう

「舞踏会で王子様と踊る」←幸せの絶頂(かりそめの幸せ)

「12時になると魔法が解けてしまうため、途中で切り上げて慌てて帰る」←幸せから一気に不幸のどん底へ

「落とした靴を頼りに王子様がシンデレラを探しに来て、王子様と結ばれる」←不幸からV字回復してハッピーエンド

葛藤や苦しさに耐えて耐えて耐え抜いて、一気に解決したときの解放感・爽快感を「カタルシス」と言います。
わかりやすく言うとトイレを我慢していて、やっとトイレに間に合ってスッキリした感覚です。

そのカタルシスを含めた「不幸→小さな幸せ→大きな不幸→最大の幸せ」と波を大きくしながら感情を揺り動かすと、人は感動するそうです。
聞いていて(たとえオチがわかっていても)心地よいわけですね。
水戸黄門やウルトラマン、半沢直樹もこの類ですよね。必ず一度ピンチに陥って、お決まりの大逆転です。
その典型例が「シンデレラ」という訳ですね。

なぜ、そんな話をしたかというと「人はストーリーの方が覚えやすい」からです。
つまり何かのノウハウを人前で話したり教えたりするときには、単にノウハウを箇条書きで教えても、記憶には残りにくかったりします。
例えば、「自分の体験談」とか「そのノウハウが生まれたバックストーリー」とか「例え話」を絡めて話した方が、すっと頭の中に入っていきますし覚えていてもらえます。
そのストーリー仕立てにする際に、この「シンデレラ・プロット」を少し意識して話すだけで、響き方が全然違ってきます。

授業やセミナー、あるいは自己紹介のときなどにお試し下さい♪

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明日の朝は、クリスマス特別バージョンとして、特にプレゼンには関係ありませんが、15年ほど前に書いたナレーション用のコラムをお贈りしようかと思っています。

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社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

Comment

  1. そよ風 より:

    半沢直樹の新シリーズが始まるのが、楽しみです。コロナで延期になってますが、スカッとします(笑)連ドラは殆ど観ないのですが、半沢直樹は観てました。シンデレラのような人生は大変ですが、お姫様気分は一度は味わってみたいです。外国人のお友達に”Treat me as if I’m a princess.”と要求をしたことがあります(笑)

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