涙のリクエストが通じず涙(わらプレvol.234)
こんにちは、桑山です。
今日は、霞が関のイイノホールで特別公演です。
呼んで下さったのは、大谷由里子さん。
この大谷さん、かなり凄い方で吉本興業の伝説の
マネージャーと呼ばれていた方です。
女子大新卒で吉本興業に入社し、横山やすしさんの
マネージャーに。
あの気難し屋で暴れん坊のやすしさん担当!!
しかも新卒の22歳で!!
そこを見事に乗り越え、当時、全然売れていなかった
宮川大助・花子さんを担当し、超売れっ子に!!
若井小づえ・みどりも売り出し、これまた売れっ子に。
その後も天然素材プロジェクトを立ち上げます。
天然素材と言えば、ナインティナイン、雨上がり決死隊、
FUJIWARA、バッファロー五郎、宮川大輔と
もう凄すぎるメンバーを売り出したプロジェクト。
またM-1の創設に関わったりと活躍を上げたら、
キリがない。
その大谷さんが今は講師を育成されてます。
僕は大学時代、教師を目指して教育学部に通ってました。
講師、かなり好きな職業なんです。
やってみたい職業なんです。
昨日、大谷さんがTSUTAYAビジネスカレッジという
YouTubeチャンネルの収録見学者を募集していたので、
思い切って行ってみました。
いや、楽しかったし、勉強になりました。
その中でも、僕が「なるほど」と思った話をひとつ。
それは「ジェネレーション・ギャップ」の話。
いまや職場で頻繁に起きっている現象は
部下は上司に「何を言っているのか、わからない」
上司は部下に「言ってることが全然伝わらない」
なんだそうです。
これはジェネレーション・ギャップが原因のことも
多いという話。
その例として、今、20歳くらいの大学生には
チェッカーズの「涙のリクエスト」が
わからないという話をしていました。
最後のコインに祈りを込めてMidnight DJ
ダイヤル回す あの娘に伝えて まだ好きだよと
トランジスタのヴォリューム上げて初めて二人
「何のダイヤル回すの?」
……いまやスマホ世代。20歳は生まれた時から
携帯電話があった世代なんです。
「トランジスタラジオ? 見たことない。」
そうなりますよね?
でも、これに似たようなことが、つい最近、
ザ・ニュースペーパーの公演でもあったんです。
年末公演で紅白歌合戦のパロディーをやった時、
1年を振り返って顔面蒼白になった人達が歌う
「蒼白歌合戦」
田代まさしさんが歌う「RUN AWAY」ならぬ
「何度目~?」
バイトテロが歌う「S.O.S」(ピンクレディー)
ならぬ「S.N.S」
宮迫博之さんと田村亮さんが、
闇営業疑惑のあった方の名前を曲に乗せて
羅列する「アジアの純真」
どれも「良く出来てるなぁ~」という出来でした。
ただ20代の方が書いたアンケートには
「わからない曲ばかりだった。パフィーがギリ」
愕然としました。
自分が普段使っている言葉、
話す相手もちゃんと使ってますか?
0.2秒でピンと来てますか?
自分の常識を疑ってみる、いい機会かも。
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今日の気づき
「自分の知ってること=相手も知ってる」
「自分が知らないこと=相手も知らない」
「自分が興味ない事=相手も興味ない事」
とは、限らない!!
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相手に伝わる言葉で話すには、
「相手にわかる言葉」で話さなければ
絶対に無理ですよね?
簡単だけど、奥が深いなぁと思いました。