落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

謎解き編パート1(わらプレvol.26)

2020/03/30
 
この記事を書いている人 - WRITER -
桑山 元
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

昨日のメルマガを読んで「ここがダメだったんだと思う」「きっとこうでしょ?」など、たくさんのメールを返信して頂きました。
なかには「ヒゲの話が男性には身近に感じても、女性にはピンと来なかったのでは?」なんていう、僕も考えつかなかった答えを出して下さった方までいらっしゃいました。
確かに!!
「話を聞く人が興味を持ちそうなことから話す」と自分で言っていた割に、それ、全然考えていませんでした(笑)

フェイスブックでコメントをもらうと、とても嬉しいのですが、このメルマガに返信してメールが届くと、フェイスブックの10倍くらい嬉しい!!
なんで、なんでしょうね?
とっても不思議です。たまに泣きそうになる時もあります。
ありがとうございます!!!

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さて、昨日の「田中さんの面白さが伝わらない」話、どこがダメだったか、わかりましたか?

念のためにもう1回(内容を覚えてる人は読み飛ばしてOKです)
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今日、床屋さんに行ってきたんだけどさ。ほら、田中さん。
そうそう。いつもの田中さん。
あの、田中さん、ちょっと面白いんだよ。

あそこの床屋さんさ、なぜかドバイとか、なんかそんな感じの人が異様に来るんだよ。
ヒゲを手入れしに来るんだって。
あの人たちって髪の毛を切るのは特にこだわりがないらしいんだけど、ヒゲは一種のステータスなんだって。
だからよっぽどうまい人じゃないと触らせないんだって。
「髪の毛だけ切って。ヒゲは自分でやるから」
そんな感じなんだって。

でさ、田中さん、前は大久保駅前にあるお店で修行してて、そこにドバイの人が来て、たまたまヒゲの手入れもしてもらったんだって。
そしたら、その人が後輩か知り合いかに「あの人いいよ」って言ったらしいんだよ。

そしたらその噂が広まって、次から次へとヒゲだけ手入れしてもらいにアラブ系のお客さんが増えたんだって。
その後、お父さんの店に移って、お父さんと一緒に床屋さん始めてからも、そのお客さんは離れずに来てさ、この前、なんか国で大事な日があったらしいんだよ。
建国記念日だか偉い人の誕生日だか、なんかそんな感じの日。

その前日と前々日には店にドバイ人が溢れてて、15人くらい待ってたらしいよ。
外から見ると異様な光景でさ、日本人の客が逆に入りづらくなるくらいの状況。

しかもドバイの人とか金持ちだから、八王子だったか神奈川だったか、すごい遠くから高級車に乗って来るんだって。
なんか、すごくない?
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色々とダメなところはあるものの、決定的にダメなところが2ヶ所あります。

1.情報のディテールが甘い

2.情報のバランス配分が悪い

3.一次情報ではなく、二次情報を前面に押し出し過ぎている

順に見ていきましょう。まずディテールの甘さとは何か?

>なぜかドバイとか、なんかそんな感じの人が
>この前、なんか国で大事な日があったらしいんだよ
>建国記念日だか偉い人の誕生日だか、なんかそんな感じの日
>15人くらい待ってたらしいよ
>八王子だったか神奈川だったか、すごい遠くから
>高級車に乗って

わかりました?

そうです。
情報が曖昧なのです。

話のキーポイントでバシッと詳細なデータで情報が決まるか、ヌルッと決めきれないかで話の面白さは決まります。
さらに話の細かいところのデータが整っているかどうかで、話全体の印象が決まります。
平たく言えばリアリティです。

お笑い的なトークで言うと、最初っから嘘っぽい話だとオチが弱くなります。
ディテールがしっかりしててリアリティがあってこそ、オチの飛躍が際立ちます。
また、ぼやけた話だと、どこに向かって進むのかもわかりません。悪い意味で。
なぜ、それが悪いのか?
聞いている人は「きっと、こうだろうな」「もしかして、こうなんじゃない?」と予測しながら聞いていて、最後にそれを心地良く裏切られた時ほど、笑いは大きくなります。
別に全てお笑い話にする必要はないんですが、このリアリティと詳細なデータは普通の話でも大事です。

例えば、周りに「~と思う」や「~だったような……」が口癖の人、いませんか?
その人、上司に怒られがちじゃありません?
サラリーマンやビジネスの世界で、最も嫌われる口癖がこれです。
本人は曖昧にすることで柔らかさを出しているつもりなのですが、報告される上司や説明を受けている取引先から見ると、ぼやけた印象が先立ってしまうため「大丈夫か、こいつ?」になってしまいます。

神はディテールに宿る、と文章の世界では言われています。
話の細かいところはきちんとした情報を入れましょう。そして断定しましょう。

長くなってきたので、今日はここまで。
明日は(2)の情報のバランス配分について、考えていきましょう。

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児童労働を扱ったドキュメンタリー映画「バレンタイン一揆」

吹き替えをボランティアで手伝って頂ける方を、このメルマガとフェイスブックで募ったのですが、予想を上回る申し出を頂きました。
ありがとうございます!!
スケジュールや、役柄に「合う・合わない」を判断して、だいたいのキャスティングが決まりつつあります。
せっかく申し込んで下さったのにスケジュールやその他の条件が合わなかった方、今回は本当に申し訳ございません。

僕でお役に立てることがあったら、遠慮なく言って下さいね。

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桑山 元
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

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