明石家さんまさんの孫弟子(わらプレvol.167)
おはようございます。
今日は入間公演です。
公演先の入間に向かう電車の中で、これを書いています。
果たして入間に着く前に書きあがるのか?
さて、早速ですが昨晩の答えです。
僕が自らのチャンネルを切り替えるときに行ったことは……
ちょっと大きめの声で「うんっ!!」と言って頷く
でした。
「うんっ!!」じゃなくても別に良いんです。
「よしっ!!」でも全然構いません。
これ、原理はよくわからないんですけど、結構効果あります。
例えば机の整頓や部屋の片付けなどで、気分がイマイチ乗らないときには
「さ、パパッと片付けちゃおうか!!」
台本を書かなきゃいけないんだけど、なんかモヤモヤしてて書く気になれない時は、立ち上がって思い切り伸びをした後に
「よしっ!! とりあえず第一稿を書いてみよっ!!」
言葉は出来れば具体的な方が良さそうです。
あとは、やや大きめの声でちゃんと口に出すこと。
そしてなにより大事なのは『勢い』です。
実はこれ、何も僕が経験則で生み出したオリジナルではなく、パクリです(笑)
僕が小説の書き方を教わっている師匠の高橋フミアキ先生から聞いた話が元になっています。
高橋先生はご自身でも小説を書いたりしているのですが、「社会人向けの文章術」としては日本で一、二を争うくらい売れている作家さんです。
何故、そんなに人を惹きつける文章術のノウハウを持っているかといえば、高橋先生は元々、広告代理店で働いていたからです。
広告代理店勤務の経験上、テレビ局などへもかなり頻繁に出入りされていたそうです。
そんなある日、エレベーターで明石家さんまさんと一緒になったそうです。
そうは言っても高橋先生は一広告代理店の社員ですから、同じエレベーターに乗り合わせたとはいえ、さんまさんはこちらのことを特には気にしていません。
きっとこれからテレビの収録の本番なのでしょう。
少し緊張と若干の不安さも入り混じったような表情をしているようでした。
エレベーターが目的階に着いた時、鋭く短く息を吐き、こう呟いてエレベーターを降りて行きました。
「よっしゃ! やったるでぇ~っ!!」
こちらを気にしてはいかなかったのですから、別に聞かせるつもりではなかったのでしょう。
むしろ自分自身への宣言のようでした。
そして、さんまさんは完全に何かを吹っ切ったように、颯爽とエレベーターから降りていったそうです。
「あのさんまさんですら、そうやって自分に勢いというか、弾みをつけているんだなぁ~と思って。妙に印象に残っているんだよ」
高橋先生はそうしみじみと語りました。
それが何年くらい前のさんまさんの姿なのかはわかりませんが、その話を聞いてから、気が重いときには僕は気が重いときにはこの方法を試してみることにしています。
言わば明石家さんまさん直伝……ではないけど、孫弟子ですね(笑)
かなり無許可で自称、ですけど。
孫弟子なので多少劣化はしているのかもしれませんが、それでも効果はかなりありますよ!!
さぁ、今日の話、どんな場面で使ってみますか?