♪あたりまえ~、あたりまえ~、当たり前警告!!(わらプレvol.4)
おはようございます。
今日は本公演初日です。
本番で緊張しような時に僕は必ずやっておくことがあります。
それは舞台に立って、客席を見回すこと。
事細かにイメージしなくても、なんとなく「舞台の感覚」というか「雰囲気」をつかんでおくんです。
そこに立って、どんな風景が見えるのかを確認しておくんです。
それだけでも、だいぶ緊張度合いが違います。
これはなぜかという話はいずれするとして、これから起こることのイメージだけでも「感じておく」のは意外と効果があります。
塾やセミナーの講師で緊張してしまう方は、是非お試しあれ♪
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
さて、昨日は自ら弱みを見せると、舐められるどころか逆に親しみを感じてもらえるよ、という話をしました。
そして、その時に「注意しなければいけないことがある」という話も。
その注意しなければいけないことって何だと思います?
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
それは、自分の失敗話や弱みを見せるときは「致命傷」にならない程度のものを選ぶ、ということです。
別に引っ張るほどのことでもなかったでしょ?(笑)
でも、これ意外と重要なんですよ。
まず昨日の例え話を思い出してみて下さい。
そう、あの「理想過ぎる異性」の「一個だけドジなところ」がある話。
あれ、理想過ぎるところに「一個だけ」欠点があるから成立するんですよ。
あれ、ダメなところばかりで良いところが一つもなかったら、親近感わくどころか「クソ」ですよ。
……ちょっと言い過ぎました。反省。
ま、何が言いたいかというと、『他人が聞いて一気に信用をなくすようなドジ話』はしちゃダメってことです。
いわゆるドン引きってやつです。
これをやると、聴衆と講師の信頼関係(心理学用語でいう処のラポール)は一気に崩れます。
また、それだけではありません。
思いっきり自己否定をしてしまうので、マイナスな自己暗示をかけることになります。
いわば逆アファメーションです。
アファメーションについても、いつか考察したいですね。
ま、それは置いといても、何故こんな「当たり前」の事を言うかというと、これ、やりがちなんです。
最初のトークで弱みを見せて、ぐっと距離感を縮める。
お笑いでいうところの「つかみ」です。
この効果を実感してしまうと、「なるほど!」と次からこれを使わない手はないと思ってしまうほどのものなんです。
だからこそ、ついドンドン刺激を求めていってしまうんです。
何回も使ってるうちに自分にとっての「弱み」が刺激として麻痺してくるから。
こんなんじゃ物足りないんじゃないかな?
つい、そう思っちゃう。
もっと過激な方がウケるんじゃないかな?
でもね、物足りる刺激じゃダメなんです。
それ、その時点で手段と目的を取り違えちゃってます。
何のために「弱み」を見せるか?
・自分の緊張を緩和するため
・ついでに少しだけ親近感を抱いてもらうため
当初の目的は「ウケるため」ではなかったはずです。
でも、ウケると麻薬のようなもので、あの快楽を求めてしまう。
そこが意外な盲点というか、落とし穴です。
今は「人前で話すのに緊張してしまう」レベルなので、ピンとこないかもしれません。
でも、このメルマガのノウハウを実践していけば、人前で話すことが楽しくなる日がいずれ来ます。
その時こそ、今回の「戒め」を思い出してもらいたいなぁと思います。
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
実は僕も何を隠そう「不謹慎の一線」を平気で踏み越えてしまうサイコパスです。
なので、思いついたネタやフレーズは、近くの人に言って試し打ちして反応をうかがいます(笑)。