話のつかみとオリンピックの共通点!?(わらプレvol.6)
2016年もあとわずか。
今年も色々あったなぁ~と振り返っています。
私の所属しているお笑いグループはニュースをネタにしてコントをするので、色んなニュースをやりました。
その中でも思い出深いのはリオオリンピックですね。
人数の関係でバドミントンのタカマツペアをやったのですが、結果は……「アンデス桑山」と呼ばれる始末でした。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1282313198510351&set=a.124052287669787.25133.100001950494210&type=3&theater
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さて、オリンピックでついつい見入っちゃうのが体操。
特に内村航平選手の「美しい体操」には目を奪われました。
あの体操っていう競技、どんな技が何点なのか細かいルールは知らないんですが、でも演技が終わると「すげぇーー!!」って思っちゃいますよね?
あの体操を見ていて、どこで一番感動しますか?
僕は「着地がビシッと決まったところ」です。
そう、最後の着地で乱れると「あぁぁぁ~~」とか思っちゃいますし、着地がキッチリ決まると「よっしゃ~~!!」っていう気分になりますよね。
途中の技の難度とかあるから、着地が全てではないと思うんですが、素人から見た印象としては、着地で全ての印象が上書きされます。
何を長々と話してるかと言うと、昨日の「ドジ話をつかみに昇華させるコツ」の話です。
ドジ話をして、ウケれば高感度が上がります。
で、そのあとどうします?
ドジ話をしてウケずにスベった時はどうします?
ニュースキャスターのように、何事もなかったかのように「次のニュースです」的に話題を変えます?
そこで重要なのが「着地点」なのです。
では、ドジ話の着地点はどうすればいいのかというと……
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聞いてくれている方への「思いやり」「リスペクト」に着地させればいいんです。
例えばセミナー講師の場合で、すごく単純な例を言うと……
「皆さん、こんにちは。実は僕、今メチャクチャ緊張しているんです」
(カミングアウトして、自分の緊張を緩和させる。さらに自分の状態を客観視する)
「さっきから緊張して口の中がカラカラで、さっきもペットボトルの水をあっという間に飲んじゃいました。飲むとトイレに行きたくなる。トイレから帰ってくると、またじわじわ緊張してきます。で、またペットボトルのミネラルウィーターを一気飲み。で、トイレ。ペットボトルとトイレの無限ループですよ」
(ドジ話)
「こんな事って、ありません?」
(聞いてる人を強制参加させる。もし頷いてる人がいたら、その人に向かって話しかける)
「でも、皆さんの前に立って、徐々に緊張がほぐれてきました。皆さんの熱意あふれるまなざしと、そしてこのあったかい雰囲気。最初に僕から言わせて下さい。皆さん、ありがとうございます」
(聴衆者へのリスペクトに着地)
「では、今度は僕が恩返しをする番ですね。今日、僕が皆さんにお伝えしようと思っているのは○○です。例えば、こんなことってありませんか?(等々)」
(セミナーの本編へのスムーズな移行)
こんな感じかな?
文字で書くとちょっとわざとらしくて、あざとい感じに見えるかもしれませんが、話し言葉でいくと、意外と違和感なくいけると思いますよ。
そして、これならドジ話がウケてもスベっても、あまり引きずらずにすむと思いません?
次回は……何を書こうか、まだ考えていません(笑)
もし、こんなことを聞いてみたいと言うがあれば遠慮なく言ってくださいね。
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この前、ミニFMのパーソナリティーをやっているという女性から「バックナンバーも全部読みました。日常生活だけじゃなく放送にも役に立ちそうな情報がいっぱいありそうです。次を読むのが楽しみです」という感想を頂きました。
メチャメチャ嬉しかったです!!
言っておきますが、僕は「褒めると伸びるタイプ」ですっ!!!!