興味を引く講義は……(わらプレvol.120)
おはようございます。桑山です。
いつも細切れの時間で
切れ切れにメルマガを書いているので
トータルで1通書き上げるために
2時間くらいかかっているのですが
今日は、ガッと集中して20分位で
書いてみたいと思います。
そうです。
20分後には出かけなければ
ならないのです。
新たな、小さな小さなチャレンジです。
さて、昨日の問題の正解発表です。
受講者が眠くなってしまったのは
(1)消防計画と自衛消防活動
(3)消防法と防火管理者の責任
でした。
そして、一番皆が興味を持って聞いたのは
(2)地震その他の災害対策
でした。
答えは意外と簡単だったのではないでしょうか?
なかには、理由も推理してお返事を下さった方も
いらっしゃいました。
「受講日が熊本の震災の直後だったから」
う~~ん、惜しい。
実はこの講義で話されたことは
3.11の東日本大震災と阪神淡路大震災の
ことだったんです。
もちろん直後ではなかったけれど、
熊本の震災のニュースも記憶に新しかったのも
影響しているのでしょうね。
つまり、人間は
「自分の身近なこと」
「身近に感じること」
に強く反応するんだなぁと改めて実感したのです。
これは以前、ザ・ニュースペーパーでも
感じたことがあります。
今から10年前くらいに、
東京の京王線沿線で
不発弾が発見されたことが
ありました。
今はあまりやっていませんが、当時は
「ニュース・フラッシュ」
というコーナーがありました。
5~10分のネタにならないものを
アラカルト(単品料理)的に
1~2分で次々にやるコーナーです。
「明日のパルテノン多摩公演で
桑山もなにかフラッシュで1ネタね」
と言われたのですが、
主だったニュースは全て大ネタに
組み込まれています。
そんな時に、全国的には
ほとんど知られていない
「不発弾撤去のお知らせ」を
ネットで見かけました。
ニュースというより、
「電車がこの期間止まりますので
迂回して下さい」
という、お知らせでした。
不発弾撤去の日はちょうど公演日。
公演会場は京王線沿線。
でも
ほとんど話題になってないニュース。
他に選択肢もなく、仕方ないので
これをネタにすることにしました。
結果、予想以上にウケました。
全国的には、ほとんど話題に
なっていないニュースでも、
沿線の人には
「身近なニュース」だった訳です。
「ニュースって、そういうものかぁ~」
と目から鱗が落ちた気分でした。
でも、でもですよ?
ちょっと待って下さい。
(1)と(3)だって、
防火防災管理者の資格を
取る人にとっては身近なはずでは?
実際に「自分がやる業務」だったり
法律的な「自分の責任」だったりする
わけですから。
むしろ、防火防災管理者としては
地震その他の災害の方が
文字通り「その他」の付け足しの
部分です。
しかし、(1)(3)と(2)の
講義内容には
大きな違いがありました。
これぞ講師の腕の見せ所とでも
言うべき違いです。
さて、ここで再び問題です。
(2)地震その他の災害対策
の講師は、他の講師と違う
「何を」取り入れて
講義したのでしょう?
答えはまた明日。
う~~ん、40分かかったけど
かなり短縮できた。
ダッシュで出かけます。