落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

犬の名は(わらプレvol.199)

2020/03/30
 
この記事を書いている人 - WRITER -
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

こんばんは、桑山です。

うちの息子のコジローが犬を飼いたいと言い出しました。
前から「飼いたい」と言っていたのですが、最近、妻と定期的にペットショップに行って、子犬と触れ合っているようで、ますます飼いたい熱が高まってきたようです。

ペットショップで撮ってきた写真を見せるコジロー。
「この子、とっても可愛いんだよ」
どうやらチワワを飼いたいらしい。

え~~、日本犬好きな僕としてはチワワよりは豆芝とかの方がいいのに。
せめてトイプードルとか。

それと責任もってお世話できるかどうかも気になるところ。
そこでコジローと約束をした。
小学校5年生になったら飼ってもいいよ、と。

コジローは指折り数えているようだ。
この前、ふと気になってコジローに聞いてみた。

僕「ねぇ、もう飼う犬の名前とか考えてるの?」
コ「ん? もう決めてるよ」
僕「言っとくけど、この前、写真を撮ってきた子犬は再来年には大人の犬になってるから、飼えないよ」
コ「知ってるよ」
僕「それでも名前決めてるの?」
コ「決めてるよ」
僕「何ていう名前?」
コ「オリ!」
僕「オリ?」

何、それ? なんでオリなんだ? 檻? いや、織姫のオリ? オリックス? まさかオリジナル?

僕「なんでオリなの?」
コ「だって再来年だよ。オリンピックのオリだよ」
僕「なら、むしろピックの方だろ!」
コ「えー? オリでしょ」

思い出した。そういえばコジローのネーミングセンスは最悪だった。
以前、「この木は友達だから名前をつけた」と言っていたので「キーちゃん」とかかなと思って名前を聞いてみたら「木太郎」だったし。
亀のおもちゃに「僕の弟だから名前をつけた」と言っていたので名前を聞いてみたら「コジうお」と言っていた。
魚(うお)じゃなくて、亀なのに。

コ「ね、お母さん。オリで変じゃないよね?」
妻「……変だね」
コ「そうか……。よしっ!! じゃ、新しい名前を考えた!!」
僕「何?」
コ「2020(ニー・ゼロ・ニー・ゼロ)!!」
僕「2020って……それ、実験動物じゃん」

コジローのネーミングセンスはちょっとおかしいのだが、実はこれ、プレゼンに応用できるって知ってました。

おかしいもの、変なものって妙に頭に残りますよね?
これ、心理学的には「認知的不協和」っていうんです。
人間の脳は本能的に「いつもと違うこと」「不自然なこと」に反応するように出来ているんです。
これは敵が現れる予兆を察知するための本能だと言われています。

例えば……
・プレゼンの最初にトンチンカンなことを言っておいて、あとで話を進めていくと、そのトンチンカンに結びつく
・プレゼンの途中の肝となる部分にわざとダサいネーミングをする
など。

高校の授業で、授業の内容はほとんど覚えていないのに、先生が話した「どうでもいいこと」を覚えていた経験はありませんか?

この「認知的不協和」を巧みに使っているのが「広告」です。
最近ではハズキルーペの「わざとらしさ」が秀逸ですよね。

電車の中吊り、街中の広告、CMのキャッチコピー、番組の見出し。
どんな風に広告のプロ達は使っているか、観察してみて下さい。
それだけでも、授業やプレゼンで「ひっかかり」のあるフレーズのヒントになりますよ♪

P.S.
広島、負けちゃいました。

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