落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

「へ? そんなこと?」ってなりますよ(わらプレvol.209)

2020/04/14
 
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社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

こんにちは、桑山です。
僕にしては珍しく3日連続です(笑)

 

というのも、色々溜まっていた「頼まれ事」が一段落ついたので、精神的に余裕が出てきたんでしょうね。
どんな頼まれ事が溜まっていたのかというのは、また後日ご紹介しますね。

 

さて、今日は「お願いメール」にプラスした2つのことについて。

 

1つ目は昨日ご紹介した「相手との思い出を書く」でしたね。
その真意は「相手のために手間暇をかけ、相手に寄り添い、相手を喜ばせようとする気持ち」でした。
今日はその残りの1つですね。

 

なんだと思いますか?
実際に聞くと「へ?」「なんだ、そんなこと?」っていうものなんですが。

 

それは「お願いする時だけお便りしない」です。

 

ね?
「へ? そんなこと?」ってなったでしょ?

 

でも、これ考えてみたら当然ですよね?
普段から仲の良い人から頼まれたら「しょうがねぇな~」ってなるけど、別に普段は話もしない人から、たまに話しかけられるといつもお願いの話。
これが何回も続くと、その人が近づいてきただけで眉間にしわが寄るレベル。

 

こんな不躾な態度って日常生活ではあまりやらないんでしょうけど、いざ、メールやDMとなると、これをやる人が意外と多い!!

 

経験ありませんか?

 

決算前の赤字覚悟セールのダイレクトメールばかり送ってくるデパート。
芝居の公演の時しか手紙を送ってこない人。
しかも郵送されてきたダイレクトメールを開けてみると、チラシと「今回のお芝居は今までよりも面白い」とゴリ押しした文章が印刷されているお手紙(らしきもの)が入っているだけ。
郵送なら、まだマシな方で、コピペのメールとチラシの画像が添付されていて、一斉送信のメール。

 

そんななか、僕が感心したのは「ポップコーンパパ」です。
https://www.popcornpapa.jp/

大阪のUSJに家族旅行をした時に買って食べたら美味しかったので、その後、通販でお取り寄せして買っている。
ここの凄いところは「ポップコーンが美味しい」だけじゃない。
アンケートにご協力お願いします、と書いてあったので感想を書いて送ると、ちゃんとお返事が来る。
しかも手書きなのか、印刷なのかわからない感じで。
たとえ印刷でも、手書き文字なので活字よりもよほど印象がいい。
一度良い印象を抱くと、その後のメール(もちろんコピペの活字で一斉送信)でも不快な感じはしないから不思議。
誕生日の月にハガキが来たこともある。
これも手書き風。

 

それ以来、僕は本公演のチラシを送る時にも、必ず手書きの一文を入れるようにしています。

あ、桑山の関係者扱いの方のみね。
桑山関係者からファンクラブに入会すると、管轄は事務所に移ってしまい、僕の手を離れてしまうので悪しからず。

 

そして、夏と冬の本公演のダイレクトメールの他に、自腹で年賀状と暑中見舞いも出してます。
だいたい400枚くらい。

DMも一部、自腹で出しているので年間で郵便局に10万円くらい使ってます。
みんなに「なんでそんなこと、やってるの?」とか「よくやるよ」みたいな事も言われます。
もうかれこれ5~6年は続けています。

ちなみに言うと、年賀状も暑中見舞いも400枚送っても、お返事は10枚から多い時でも30枚くらいしか返ってきません。

これはハガキで返ってきた数だけではなくて、「年賀状頂きました。ありがとう」というメールも合わせた数です。
始めた時はあまりの反応のなさに愕然としました。
あまりに空しくなって、意味ないからやめようかとも思いました。

 

このメルマガも同じです。
1通ずつ書いているわけではありませんが、それでも125人の人に出して、10回出して1~2通返信がある感じです。
1/1250くらいの確率です。

 

だから、ある時から考え方を変えました。
「これは僕が好きで勝手に書いて送りつけているものなんだから、文句を言われないだけ恵まれている」と。
そう、一方的な思いでラブレターを送り続けてるのと一緒なんですよ。
ボランティアで道端の掃除をしているのと一緒なんですよ。
「やりたいから、やってる」
そう考えたら、楽になりました。

 

でも、副次的な効果もありました。
それが今回の「お願いメール」が高確率で助けてもらえたこと。

 

心理学的に言うと「ザイオンス効果」というやつです。
単純接触とも呼ばれ、同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持つようになる効果のことです。
テレビコマーシャルはこの効果を狙って、何千万円も払ってたくさんの人に何度も商品を見せようとするのです。

 

でもね、「助けてもらいやすくなるとか、そういう効果のために普段から手紙を出す」っていうのは、ちょっと違うと思います。

初期のころの僕と同じで、「結果のための手段」と捉えていると、どうしても費用対効果というかコストパフォーマンスというか、そういう「効率」を考えてしまうんですね。
それを考えたら、あまりの反応のなさに心が折れるのは時間の問題。
続くわけがない。

 

そう考えると「お願いする時だけお便りしない」って、実は言うほど簡単じゃないと思いません?
別にお手紙じゃなくてもいいんですよ。
日常生活で「こちらから笑顔で挨拶する」「こちらから話しかけてみる」とかでいいんです。
「挨拶したのに挨拶を返してこない奴が多くて、もう嫌になった」
じゃなくて
「好きで挨拶したり話しかけたりしてるだけ。うるせーって殴りつけられないだけラッキー」
くらいに考えて、ゆる~くちょこちょこ続けていくことが大事なんです。

 

なんかまとまりがあるようでないような文章になっちゃいましたが、伝わってますか?

 

最後に5年前に亡くなった父の言葉で、印象深い言葉をシェアして今日のメルマガを終わりにしたいと思います。

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「儲かる仕事を一生懸命やるのは当たり前。
儲からない仕事をどれだけ一生懸命やれるか、だ」

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僕はまだまだ、その域までは行けていませんが、これからもゆる~く精進したいと思います♪

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社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

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