読書感想文に使うプレゼン術の「あるコツ」(わらプレvol.107)
おはようございます。
桑山元です。
今日は群馬県の富岡でザ・ニュースペーパーの
公演があります。
そうです。
世界遺産になった富岡製糸場のあるところです。
今は富岡に向かうバスの中で、このメルマガを
書いています。
さて、昨日までは読書感想文の書き方について
お話ししてきましたが、
「通販番組のようにお勧めポイントを話す」
つもりで書けば書きやすい、と言われても
子ども達にはチンプンカンプンですよね?
では、子ども達(小学生をイメージしています)に
これを「落とし込む」にはどうすればいいか?
と考えると、やはり、もうワンクッション必要
なんだと思います。
今までもプレゼン術で何度も繰り返してきた、
「あるコツ」を使うのですが、何だと思います?
それは「相手の興味あることから話を始める」です。
つまり、いきなり本の感想から入るのではなくて、
まずは
「好きなマンガ」
「好きなアニメ」
「好きなゲーム」
「好きなスポーツ」
「好きなミュージシャン」
「好きなファッション」
「好きな野球チーム」
など、なんでもいいので、好きなものを聞いて、
「なんで好きなのか?」「どういうところが好き
なのか?」を会話で聞いてあげるのです。
マンツーマンだとスムーズにやりやすいと
思いますが、1人対多人数でも、
「じゃ、まず自分の好きなものを書いて下さい」
「そのどこが好きなのか? どういうところが
お勧めかを先生が思わず試してみたくなるように
お勧めしてみて下さい」
などとやれば出来るのではないでしょうか?
人間は自分の好きな事を話すのなら、お金を
払ってでも聞いてもらいたいものです。
普段は口下手だったり、書くのが苦手な子も
普段よりはかなりハードルが下がるのではないで
しょうか。
ここまで来て、初めて本の話に入ります。
「じゃ、読んだ本を書いてみて」
「その本はどこがお勧め? 今と同じように
やってみて!」
といけば、比較的スムーズにいけるのでは
ないでしょうか?
「この話を読んでない人には、こういう話だから
っていうのも言っておかないと伝わらないかな?
って少し説明も入れておいてあげると、とっても
親切だよね」
と添えられれば、なお良いですね。
明日は「せっかく読んだ本がつまらなかった場合
の読書感想文の書き方」についてです(笑)。