落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

スピルバーグと妖怪ウォッチ(わらプレvol.162)

2020/03/30
 
この記事を書いている人 - WRITER -
桑山 元
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

こんばんは、桑山です。
この1ヶ月くらいで桑山史上あり得ないくらい映画を観ています。

DVDで「酔拳」「X-MEN」「ドクターストレンジ」「アベンジャーズ」「アイアンマン」「アイアンマン2」「アイアンマン3」「マイティーソー」「超人ハルク」

映画館で「リメンバーミー」「クレヨンしんちゃん」「アベンジャーズ・インフィニティウォー」「スリービルボード」「レディプレイヤー1」「グレイテストショーマン」

3~4年前までは(DVDを入れて)1年に1~2本観るかどうかだったことを考えると、その凄さが際立つと思います。
しかも、その1~2本は「ポケモン」「妖怪ウォッチ」などでしたからね。

なぜアベンジャーズに偏っているかといえば、脚本のワークショップに出た時に「日本のヒーローものは何故アベンジャーズのように大人にも定着しないのか?」が話題になったからです。

そして映画自体の本数が増えたのは、純粋に、声が出せず仕事にならなかったので他にやる事がなかったからです(笑)

さてさて、そんな中で今回は、昨日観て来た「レディプレイヤー1」について書きたいと思います。
一応、ネタバレは極力しないように気をつけます。

実はこの映画、当初見る予定には入っていませんでした。

ところが脚本のワークショップで講師をされていた映画監督から
「桑山さん、レディプレイヤー1、観た方がいいですよ!!」
とメッセージが届き、急遽観に行くことにしました。

見終わった最初の感想は
「圧倒的な映像の迫力!! これぞジェットコースター・ムービー。これこそThat’s エンターテイメント!!」
でした。

そしてまた、「人生訓」とか「現代社会への警鐘」みたいな考えさせられる部分がほぼない(笑)

これがいいんですよね。

昔、三谷幸喜さんが
「理想とする舞台は見てる最中は最高に楽しくて、劇場出た瞬間、何も覚えてない舞台」
みたいなことを言っていたのを思い出した。

当時はその意味が全くわからなかったんですが、この映画を見て、その意味するところと言うか、エンターテイメントのなんたるかがほんのちょびっとだけわかったような気がしました。

さて、今日話したいのは、その「エンターテイメントのなんたるか」ではなく(笑)、この映画のもう一つ気になった側面です。

この「レディプレイヤー1」という映画には数々の小ネタが登場します。

映画のパロディだけでなく、日本のアニメやゲームもふんだんに散りばめられております。

例えばAKIRA。
例えばゴジラ。
そのほかにもガンダム、マリオカート、スト2などなど。

最初は「パクリのオンパレードだな」と思いました(笑)

そして、「あれ? この感じ、確か何かの映画でも感じたぞ」と。

5秒後に思い当たったのが
「そうだ!! 妖怪ウォッチだっ!!」

そして映画を鑑賞し続けるうちに
「いや、違うな」
と思うようになったんです。

妖怪ウォッチはパクリ(パロディ)だけど、レディプレイヤー1は共演者だな、と。

そして、「この違いは何だろう?」と。

考えた結果、レディプレイヤー1は真正面からゲーム名やらキャラクター名を出してるんですよね。

「俺はガンダムで行く!!」
とか
「マリオカートの練習でもやってると思った?」
みたいに。

もうパクリとかパロディではなく、『共演者』だと素直に思えました。

対する妖怪ウォッチは、明らかに元ネタがわかるけど、一応伏せてるんですよ。

ニャンパチ先生とかニャーケービー48とか、マスターニャーダとか。

これって権利関係の大人の事情や、他の要因もあるので一概に言えないんですが、この辺がフェイク感の原因ではないかと思うのです。

もっとも妖怪ウォッチの場合は、敢えてそうしているようです。
「子どもたちにわからないパロディをぶち込むことによって親世代との会話の糸口にする」という狙いがあるのだとか……。

さて、何故この話題をしたかというと、これってプレゼンでも共通するからなんですよ。

ざっくり言うと
「元ネタをしっかり提示する」
「その素晴らしさを認め、褒める」

この手順を踏んでから、その理論に則った自分の持論を展開すると、それは【引用】になります。

その手順を踏まずに、エピソードを自分のプレゼンに織り込むと、とってもフェイク感が出ちゃいます。
自分がパクリとかを意識するしないに関わらず、です。

何故なら、引用した部分は明らかに自分の言葉ではないから、継ぎ目がチグハグになっちゃうんです。

引用先をはっきりと明言しておくと、
「凄く勉強しているなぁ」
という付加価値がついたり、
引用元が権威あるところ(例えばハーバード大学から2014年に提出された研究論文とか)だと、
「こんなきちんとしたところが言ってることだから」から
「ではこの人の言ってることもきちんとしているに違いない」
と信頼感を勝ち得たりします。
(ハロー効果と言います)

人前で話すとき、つい面倒だからと元ネタの提示を端折ってませんか?

その一手間が絶大な効果を発揮しますよ!!

この記事を書いている人 - WRITER -
桑山 元
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 桑山元、遅ればせながら チャレンジ中!! , 2018 All Rights Reserved.