前だけを見て振り返れ!?(わらプレvol.60)
今日は夕方から飲み会です。
昨年11月に自主映画出演のオーディションを兼ねたワークショップに参加したんです。
そのメンバーとの飲み会です。
いよいよ自主映画の配役が発表になるのか?
まだ詳しいことはわかりませんが、わかり次第お伝えしていきますね。
(本日のあらすじ)
・実況中継には3段階のトレーニング方法がある
・セカンドステップは、実況中継しながら表現チェック
・これを続けると日常生活でもボキャブラリー豊富になる
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
さて、昨日は「言語化トレーニングとしての実況中継」を僕がやってみました。
どうやったらいいのだろう?
そんな風に考えてた方もなんとなくイメージがつかめましたか?
あぁ、あんな程度でいいの?
えぇ、あんな程度でいいんです。あんな程度で……。なんか落ち込むなぁ。
今回はあのトレーニングを1週間ほど続けた後に、ステップアップしてほしい課題についてお話しますね。
実況中継トレーニングは大きく分けて、3段階に分かれます。
【ファースト・ステップ】目に入ったもの、頭に浮かんだものをとりとめもなく声に出す
【セカンド・ステップ】実況中継をしながら「今の表現はあれで良かったのか」を耳で聞いてチェックする
【サード・ステップ】実況中継しながら、頭に浮かんだ言葉の他にもう2つくらい単語を思い浮かべる
では、順に解説していきましょう。
まずファーストステップについては、もう大丈夫ですよね?
不安でしたら、昨日(2/3 vol.59)と一昨日(2/2 vol.58)を確認してみて下さいね。
さて、セカンドステップです。
喋りながらチェックって、何か急に難易度が上がったような気がします?
いつも言っているように「焦って、一生懸命頑張る」必要は全くありませんからね。
いや、むしろ一生懸命頑張っちゃダメです。
人間の身体はホメオスタシスが働いているので、現在のコンフォートゾーンからは「少しずつ」ズラしていかなければなりません。
ホメオスタシスというのは、現状を維持しようとする本能的な機能の事です。
ですから、まずはファーストステップと同じ事をやっておく。
「ちょっと余裕が出てきたな」とか「なんか飽きてきたな」と思ったらチャレンジのタイミングです。
目安として1週間くらいと言いましたが、全然1週間にこだわる必要はありません。
ここでも、ちょっとずつ、ちょっとずつ。
まずは3分くらいの実況中継の中で1箇所だけ「お、今の言い回しはよかったな」「あ、あの単語・言葉じゃしっくりこない気がした」「あっちのワードをチョイスした方がよかったな」などと意識します。
ポイントはあくまでも実況中継を行いながら、一瞬でもいいので「あ!」とか「よし!!」とか振り返る。
欲を言えば実況中継で「喋るのを止めずに」振り返るのが理想です。前だけを見て歩みを止めないイメージです。
もちろんそれは理想ですので、最初は止まっちゃっても構いません。
そんな時の合言葉は「今は獣道」です。
これを繰り返していって、振り返るポイントを1箇所から2箇所に、2箇所から3箇所へと増やしていきます。
おそらく5~10箇所くらいに増えてきたら、もはや○箇所と数を数えているのが面倒になってくると思います。
そのくらいになったら、一度スマホのボイスレコーダー機能などを使って自分の実況中継をチェックしてみる。
ちょっと気恥ずかしかったり、面倒臭く感じるかもしれませんが、効果はてきめんです。
聴くことだけに集中して、「いや、その言葉じゃないな」などとチェックできるので、そのチェック機能が脳の意識に刷り込まれるからです。
ただ意気込むあまり、最初からレコーダーで録音してチェックすると「無理をし過ぎ」てしまいますので注意。
「焦らず」「ちょっとずつ」です♪
これを続けていくと、日常生活の中でも言葉に敏感になってきます。
友達と会話をしていても「なるほど、こういう時にはこういう言葉がしっくりくるなぁ」とか。
実用書や小説、新聞や雑誌を読んでいても「ふ~ん、そういう言い回しがあるんだ」「あ、この使い方、素敵」など。
結果的に、気付くとボキャブラリーが豊富になっていきます。
今回はサードステップまで言及しようと思っていたのですが、長くなってきたので今日はここまで。
明日はサードステップの注意点や細かい手順についてお話したいと思います。
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
今日は自主映画のワークショップ飲み会。
そして明日は人生初のボイスオーバーを経験した『バレンタイン一揆』のプチ上映会。
ボイスオーバーというのは英語で喋っている上に日本語訳をナレーション風にかぶせるやつです。
あのUFOの目撃証言の時に出てくる、あれです(笑)
『バレンタイン一揆』というのは、児童労働とフェアトレードを扱った自主映画。
普段僕らが何気なく比較的安価で食べているチョコって、ガーナで低賃金の児童労働を強いられて、あの価格が実現されていることが多いそうです。
これに関わるまで、恥ずかしながら知りませんでした。
どなたかがおっしゃって下さってたんですが、なんか僕の周りで波が来てにぎやかになってきているようです。
ただ自分のボイスオーバー(声)を聴いて、あまりの実力不足に僕自身はにぎやかどころか黙り込みそうですが……。