落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

「つかみ」でスベるのは幽霊のせい!?(わらプレvol.7)

2020/03/30
 
この記事を書いている人 - WRITER -
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

最近、思うままに書き連ねてきた「弱みを見せる」テーマが数日間に渡ったので、今日は今までのことを箇条書きでまとめたいと思います。

そうです。

今、話題の「まとめサイト」です。

でも、「話のつかみでスベったのは幽霊のせい」とは言いませんので、ご安心を。

意味がわからない方はこちら。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20161207-00000065-ann-bus_all

(※注 まとめサイトの記事がいい加減すぎるというニュースが報道されていました。「肩こりは幽霊のせい」という記事が炎上したのをしきりにワイドショーで取り上げていました)

 

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話の最初で「緊張してる」など、自分が置かれている状況を、あえて暴露することによって得られるメリットがあります、というお話をしていました。
名づけて「ネガティブ・カミングアウト」です。

●例えば、自分の緊張をほぐすために「あえて」自分が緊張していることをカミングアウトします。

それによって、得られるメリットとは……

・自分の状況をみんなにわかってもらえます。

・隠さなくていいので、「緊張してるのがバレないかな?」という無用なプレッシャーから解放されます

・「先生」とか「講師」という立場にこだわることなく、「普通の人」という部分を感じてもらえることによって親近感を持ってもらえます。
(ちなみにこれは講義の内容「コンテンツ」がしっかりしたものであればあるほど、ギャップが生み出され効果は増大します。←理想の異性が「1個だけ欠点」の論理)

・自分の状況を言語化することによって、自分を客観視することが出来ます。結果的に、冷静になって落ち着くことが出来ます。

●さらにこれを一歩踏み込んで、話の「つかみ」に応用することが出来ます。

・人間は意外と他人の失敗談が好きです。
(昔、寄席に出ている芸人さんから「自分の自慢話は金を払わないと聞いてもらえないが、失敗話なら金を払ってでも皆聞きたがる」という話を聞いて、「なるほどなぁ~」と感心したことがあります)

・自分のドジ話をすることによって、親近感を深めます。

・話の最後は、聞いてくださっている方への「気遣い」「思いやり」「リスペクト」に着地すると、次への以降がスムーズです。

・これを続けることによって、日常生活での失敗や、恥ずかしい思いをした体験などが「おいしいネタ」に変わります。

なんと言っても、この「ネガティブ・カミングアウト」のいいところは『誰も傷つけない』というところです。
これ、何気ないことですけれど、意外に重要です。
誰かと比較して誰かを蔑んだり、誰かを中傷したりすると、聞いている方は意外とそのニュアンスに敏感に反応します。

しかし、気をつけてください。
この「ネガティブ・カミングアウト」、一見すると「自虐ネタ」に見えますが、微妙に違います。

自らを蔑み、虐める「自虐ネタ」は、続ければ続けるほど「自分ってダメな人間だなぁ」と自己暗示をかける結果になってしまいます。
やっていることは同じでも、気持ちの持ち方でこれは回避できます。
「こんな失敗しちゃったんだよ。こんな事ってない?」とカミングアウトすることによって、みんなと「楽しさ」をシェアするという感覚なのです。

だから、ネガティブ「カミングアウト」なのです。

次回は、何の話にしようか、まだ考え中です。
これをカミングアウトしておきますね(笑)

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ここ、何日間かのメルマガ、意図的に失敗話っぽい所から話を始めていたことに気付いてましたか?

もっと言うと、サンプル版として掲載されているvol.0の、「僕がこのメルマガを書こうと思った経緯と生い立ち」も広い意味では「失敗話」になっているんです。
気付いてました?

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