落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

場の空気の作り方(わらプレvol.222)

2020/03/31
 
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社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

おはようございます、桑山です。
前回お話しした「場の作り方」について、今日は考えてみたいと思います。

民話の語り部のおばあちゃんは、何故「場」を作ることが出来るのか?

結論から言いましょう。

 

 

 

 

 

 

わかりません!!!

 

……いや、本当にわからないんですよ(笑)

ただ、ひとつ仮説というか、僕自身が舞台で実践していることがあります。

それは【自分ウェルカムだと信じ込む】ということです。

 

どういうことかというと、文字通り、

「ここにいる人(話を聞いている方あるいはお客さん)に自分は歓迎されている」

と信じる(疑わない)ということです。

 

どうした、桑山?

何か自己啓発セミナーにでも通い始めたのか?

それとも新しい宗教にでも入ったか?

駅前の占い館でそんな感じのタロットカードを引いたのか?

いえいえ、違います。

 

これ、対面の1対1の人間関係で考えるとわかりやすいと思います。

例えば初対面の人に話しかける時に

「うわ、こいつ性格悪そう。すぐ嫌味を言ってきたり頭ごなしに否定してきそう」

と思って話しかけるのと、

「なんかわかんないけど、この人とは気が合いそう。親友になりそうな気がする」

と思って話しかけるのは、どちらが上手くいくと思いますか?

 

考えるまでもなく後者ですよね。

実際、人間は自分に対して好意を持っている人と敵意を持っている人を

見分ける能力があるようです。

おそらくは生存本能なんでしょうね。

そして人間の脳にはミラーニューロンというモノマネ細胞も存在します。

つまり、こちらが不安感や不信感をもって相手に臨めば、

相手もそれを察知し、反射的に不安感や不信感を持って自分を見るということです。

逆もまた真なりで、こちらが安心感や相手を受け入れる・受け止める気持ちで臨めば

相手からも信頼されるということです。

もちろん100%ではないのかもしれませんが、この確率はかなり高いと

経験則上、実感しています。

 

さて、話を民話の語り部のおばあちゃんに戻しましょう。

語り部のおばあちゃんの話を聞きに観光客は立ち寄ります。

みんな、おばあちゃんの話を聞きたくて仕方ないのです。

おばあちゃんも、それを知っています。

だから信頼関係が出来ています。

そういう「空気」というか「場」が出来上がっているのではないかと思うのです。

仮に語り部のおばあちゃんが

「どうせ私の話なんか退屈するに決まってる」とか

「あぁ~、本当は私じゃなくて、よしこさんの方が上手いのに。今日はハズレって思うかな」

なんて思いながら話していたら、やっぱり何か違和感を感じると思うんですよ。

 

とはいえ、話し手も人間。

毎日、毎回、いつも一定の気持ちという訳ではないでしょう。

しかし、それを毎回リセットして、フラットな気持ちに出来るか、

自分ウェルカムと信じて話し始められるか、がプロとアマチュアの差なのかもしれません。

【自分ウェルカム】、心掛けてみて下さい♪

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