週刊誌の手口を自らの手で!?(わらプレvol.24)
飲み会はなんとかうまくいきました。
っていうか、めっちゃ楽しかった!!
案ずるより産むがやすし、ですね。
あ、そうそう。
何か「嫌だなぁ~、やりたくないなぁ~」と思うようなことがあった時、そこから「何とかして逃げよう」と思うと、そのストレスは倍加するそうです。
逆に腹をくくって、その問題に正面から立ち向かうと意外とストレスは半分くらいにしか感じないそうですよ。
「逃げちゃダメだ」ですね。
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昨日は「先回り」によって共感を得る方法について説明しました。
これ、前にお話しした「合気道的アプローチ」と原理は一緒です。
以前、人間は相手を見た時、本能的に「敵」と「味方」に判別するという話をしたのを覚えているでしょうか?
例えば「ピンク男子」が女子に人気があるのは、一般的に女子が好むと言われているピンクという色を身につけることによって、女子から「同類」「仲間」「味方」だと認識されるから警戒感が薄まるという理由。
あれ、究極を言ってしまえば「どこを見てるか?」という話なんです。
いえ、物理的な目線の話ではなく、「何を考えてるか?」「何を嬉しいと思うか?」「何に怒っているか?」という趣味嗜好のビジョンの事です。
♪君は~、何を今、見つ~めて~いるの~~
というやつです。
若い方には元ネタの歌がわからなかったかな?
心理学では「共通の敵をつくると親密度が増す」という有名な理論があります。
幕末に諸藩が仲たがいしていたのに「黒船」という共通の敵、あるいは「幕府」という共通の敵(倒幕)によって結びついたのも、単なる利害関係だけではなく、こういう心理効果もあったのだろうと思います。
平たい言葉で言うと「敵の敵は味方」みたいな感じですね。
実はこれは恋愛にも使えます。
例えば学生だったら「厳しい先生」「イヤミな先生」を共通の敵にすることで、仲良くなれます。
職場での人間関係でも使えます。
「課長や上司」を共通の敵にすることによって課内の連携が密になったり、シェア争いをしている「同業他社」を共通の敵にすることによって上司との距離を縮めたりも出来ます。
しかし、あまり多用は出来ません。
ドラゴンボールじゃあるまいし、そう次から次へと都合よく更に強い敵は現れてくれません(笑)
なにより一瞬にして緊密な関係は築けるものの、人はどこかで「悪口を言い続ける人のことを信用しません」
理由は簡単。
「この人、私がいないところでは、私の悪口言ってそう」と感じるからです。
悪口を絶対に言ってはいけないわけではありません。
逆に全く悪口を言わない人なんてそうそういません。
僕なんかは根がひねくれているので、悪口や弱音、愚痴を一切言わない人は逆に信用できないな、とか思ってしまいます(笑)
ホントは、そういう人が人格者なんですけどね(笑)
で、考えたのがこの方法。
「先回り」して「自虐&フォロー」
つまり自分自身を「つまらない話をするやつ」などと共通の敵にする。
でも実は共通の敵にした時点で、その意見を言った人は「聞いてる人の味方」というポジションに滑り込んでます。
そして、共感を得た後で、自分(味方になったポジションの自分)でフォローをする。
結果、少しずつ信頼を勝ち得る。
下世話な言い方をすれば「週刊誌がよくやるマッチ・ポンプ」です。
自分でマッチで火をつけておいて大騒ぎする。
みんながその大騒ぎに乗ってきたところで、ポンプで水をかけ、火消しをする。
大騒ぎしたことで注目を集め、消火に尽力したことで自分の手柄にする。
小泉純一郎さんや小池百合子さんが得意とする手法です。
……あ、ちと言い過ぎたか。
雲行きが怪しくなってきたので、今日はここまで~~。
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ママ友に頼まれて、ドキュメンタリー映画の吹き替えをボランティアでやってきました。
児童労働の現状を知ろうとする女子高生・女子大生が行動する「バレンタイン一揆」という映画です。
http://acejapan.org/campaign/15th/
現在、女性の声の吹き替え要員を探しています。
ボランティアですが、知識的にもスキル的にも得るものが多いと思います。
挑戦してみたい方、お友達・お知り合いに心当たりがある方、是非、ご連絡下さい!!