落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

取引先ではキャバ嬢になれ!?(わらプレvol.33)

2020/03/30
 
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社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

おはようございます。桑山元です。
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「お悩み」「質問」は、一人幾つでも結構ですよ!!
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今回は、めぐさんからのご相談です。
「会話のラリーが続きません」

それから、くまさんからも似たようなご相談を頂きました。
「話す以前に会話のネタが思いつかないです……。(同級生だけではなく、大人、子供、介護実習先の利用者さんなど、幅広い年代に対して。)」

これ、痛いほどわかります。
今の僕を知っている方には「はぁ?」という感じだと思いますが、僕はサラリーマン時代に苦手な得意先では全然話せませんでしたし、頑張っても全く話が噛み合いませんでした。
……ま、「苦手な得意先」という表現もどうなのかとは思いますが(笑)

今にして思うのは、大きな勘違いをしていたということです。
どんな勘違いかというと、それは……

「自分が主導権を握って会話をリードしなければいけない」

という思い込みです。

取引先や取材先、あるいは上司と同行した時などに、こちらから話題を提供して「もてなそう」という気持ち、これは大事です。
せっかく友達の貴重な時間をもらってるのだから「楽しませてあげたい」。とっても素敵な想いだと思います。

でも、考えてみて下さい。
こちらから終始話題を提供して相手を楽しませ続ける。
こんなことが出来るのは、今の日本で明石家さんまさんくらいじゃないでしょうか?

テレビのバラエティ番組でMCを務めている芸人さんって、本当に最高峰の芸人さんです。
そんな芸人さんでさえ、ずっと喋りっぱなしではありません。

ひな壇芸人と呼ばれる芸人さんも、絶妙の間で狙いすましたコメントを放り込んできます。
僕はテレビを見ていて笑い転げたり、感心を通り越して感動することもあります。
そんな彼らですら、ワンポイント・リリーフなんです。

つまり何が言いたいかというと、「楽しませる」という一面を取ってみても「こちらから話し続ける必要はない」ということです。

話は全然変わりますが、私はサラリーマン時代にダメ営業マンでした。
東京の本社財務にいた頃は良かったのですが、大阪の営業に出た途端、上司とは合わず、取引先とも合わず、仕事内容の知識の習得もままならず……。
本当にクサっていました。
で、どうしたかというとキャバクラ通いに走りました。

1日に2~3店舗ハシゴしたり、土日も「出勤」したりしていました。
当時、自動車ローンや財形貯蓄、税金・年金などを引かれて1ヶ月の給料が手取りで12万円ほどでしたが、1晩で8万円くらい飲む日もありました。
今にして思えば、その時間を商品知識の習得や、自己啓発などの本を読む時間に充てればいいのにと思いますが、当時はそんな気にすらならず安易な方へ流れていきました。
人間、極限まで追い詰められると、論理的判断や正当な思考が出来なくなります。
ここのところを利用して、振り込め詐欺やカルト宗教などはマインドコントロールを仕掛けてくるわけですが、その話はまた別の機会に。

で、そこまで遊び倒すと、どうなるか?
知らない店舗にぶらっと入って、ぐるりと店内を見渡すと、かなりの高確率でナンバー1からナンバー3位までの3人を当てられるようになりました。
月によって変動するので、ピンポイントでナンバー1を当てるのは難しいのですが、ナンバー1~ナンバー3くらいまではどの店でもほぼ固定されています。

では、皆さんに質問です。

ベスト3の人気キャバ嬢と4位以下のキャバ嬢。あるいは指名がほとんど入らないヘルプ専門のキャバ嬢。
これらの違いは何だと思いますか?















容姿?
スタイル?
フェロモン??
凛とした気品?

もちろん、ベスト3に君臨し続ける女の子はこれらを兼ね備えている娘も多いのは事実です。
しかし、ものすごく綺麗な娘が下位でくすぶっていたり、容姿はそうでもないぽっちゃりさんが4~5位にコンスタントにつけていることも珍しくないんです。

何が違うか?

「明るい話し方」と「笑顔」、そして「聞き上手」なんです。
これはベスト3の娘にも、ほぼ共通します。
なかには中森明菜的なアンニュイな(けだるそうな)雰囲気がウケて、ベスト3に君臨し続けている娘もいますが、彼女とて「聞き上手」です。
ところがヘルプ専門の娘は、とても顔だちが整っているのに「接客する気あるのか?」と思うほど不愛想な娘が多いのです。
もしくは頑張っているのですが、自分の事しか話さない娘。
自分の事しか話さないと、いずれネタは尽きます。そして沈黙と共に気まずい雰囲気が流れます。

だいぶ寄り道しましたが、話を元に戻しましょう。

相手を楽しませる、相手をもてなすというのは「こちらから面白い話題を放り続けること」ではありません。
両者は似て非なるものです。

人間は「喋っているのを聞く」のと「自分が喋る」のでは、やはり「自分が喋る」方が気持ちいいのです。
それは喋ることに苦手意識があろうが、なかろうが、です。
気の合う仲間や信頼できる友達の前では、普段無口な人でも饒舌になったりするものです。

しかも、ただ喋るのではなく、こちらが喋っている内容に凄く興味を示してくれたりすると、喋ってる方は「気がノリます」。
つまり楽しい。
楽しい時間を共有すると、相手はこちらのことを「親しみのある人」「気の合う人」と認識します。
その時の最大の効果を発揮して、一番手軽な武器は「笑顔」です。

結論としては
【こちらから常に話題を提供する必要はない。相手の話を「笑顔」で「興味深く」「聞く」こと】です。

これは今流行りの言葉でいう「傾聴」です。
明日は傾聴の具体的なポイントについて考えていきたいと思います。

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初夢、見ました。

セスナ機のような飛行機で空を飛んでいました。
そのうち、調子に乗って曲芸飛行を始めます。
今までは自分が操縦してコックピットからの視点でしたが、気づくと地上からその曲芸飛行を眺めている視点になっています。
その飛行機、やっぱりという具合に事故を起こします。
操縦者(この時点では誰か知らない人)は、よりによって地上にいた肉親を巻き込んで、その命を落とします。
泣き叫ぶ操縦者。
ため息をつく僕。
ふと気づくと、僕は「世界仰天ニュース」という番組を観ていたことを思い出してテレビのリモコンで画面を消す、という夢です。

よくわかりませんが、今年は波乱万丈な年になりそうです(笑)

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