落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

僕が考えるツッコミの本質(わらプレvol.54)

2020/03/30
 
この記事を書いている人 - WRITER -
桑山 元
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

昨日はいきつけの飲み屋さんで「牡蠣祭り」が行われると聞き、稽古後に駆けつけました。
蓋をあけてみれば、「牡蠣祭り」ではなく「カニ祭り」でした。
両手のひらくらいの甲羅のカニ。
それを半分に割ったもので足が4本ついて500円。

堪能しました。
堪能し過ぎて、酒を飲み過ぎました。
誰と会話したかはかろうじて覚えていますが、どんな会話をしたのかは全く覚えてません(笑)

美味しかったのと楽しかったことは覚えているので、ま、それで良しとしましょう。

(本日のあらすじ)
・客いじりとは、お客さん(聞き手)に対するツッコミ
・ツッコミ=通訳
・ツッコミに一番必要なのは愛情と配慮

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昨日は「客いじりとは、聞き手に対するツッコミである」という話をしました。
ただ、気をつけないと聞き手(お客さん)一人を生贄にして、みんなで笑って楽しむことになりかねない、と。

ここで大事なのは「ツッコミ」の概念です。
最近ではボケ、ツッコミ、オチなどの、本来はお笑い業界の専門用語だったものが市民権を得ています。
フリ、天丼なども人によっては普通に会話で使っていたりします。
ですからツッコミという言葉を普段違和感なく使っていると思います。

でも、一度立ち止まって考えてみて下さい。

ツッコミって何でしょう?
正解でなくて構わないので、ちょっと自分なりに考えてみて下さい。


















ボケは比較的わかりやすいですよね。
ボケたことを言う。
ちょっと普通ではない変なことを言ったり、したりする。
面白いことを言う。

そのボケに対してツッコミはどうでしょう?
ちょっと普通ではない変なことを言った時に「訂正する」役?
その変な言動を「怒ったり叱ったりする」役?

実はちょっと違うんです。
ツッコミをいうのは、ボケと聞いている人(お客さん)を結ぶ通訳なんです。

どういうことか、意味がわかりません?

例えば……ベタベタな例でいきましょうか。

=====================================
B「今年のアツはナツいねぇ」
T「夏は暑いね、だろ!」
B「このままいったら、12月頃には気温が60度超すんじゃないかな」
T「そんなわけないだろ!」
=====================================

あ、Bはボケ、Tはツッコミです。
どうでしょう?
自分で書いていてもちょっと恥ずかしくなるようなベタベタな例ですけど(笑)

この表面だけ見ると、たしかにツッコミは訂正したり怒ったりしたりしているように見えます。
では、ツッコミがいなければどうでしょう。

=====================================
B「今年のアツはナツいねぇ。このままいったら、12月頃には気温が60度超すんじゃないかな」
=====================================

どうでしょう?
成立すると言えばしますね。
では、どっちが面白いでしょう?

この例ではわかりにくいかもしれませんが、ツッコミがいた方が「笑いどころが際立つ」感じがしませんか?
対して、ボケだけの場合は台詞(というか笑いどころ)がサラサラと流れてしまっている気がしませんか?

つまり、ツッコミとは
「今、皆さん(聞いている人)にはわかりにくかったかもしれませんが、この人、普通ならこう言う所をこんな風に勘違いして喋ってたんですよ。ね、この人、面白いでしょ?」
と解説や通訳をしてボケと聞き手の橋渡しをする役なんです。
それを会話のテンポを崩さないために、いかに短い言葉で端的に表現するかという作業なんです。

どうですか?
ちょっと大げさな表現をすると、そこには「ボケに対する愛情も、聞き手に対する配慮」も感じられませんか?
これがツッコミの本質だと僕は思っています。

ここがわかっていないで、客いじり(お客さんにツッコミ)をすると、「一人を生贄にして周りの嘲笑を誘う」という、本来からすると真逆の行為を「自分のための笑い欲しさ」からやってしまいます。

よく学校で
「これはイジメじゃない。イジってやってるんだ」
などということを言う人がいますが、全くもってイジリやツッコミがわかってないと思います。

ですから、客いじりや、対談でツッコむ場合には、「本人も気付いてないような面白さを掘り起こしてあげる、指摘してあげる」という気持ちで臨むといいと思います。

ザ・ニュースペーパーでツッコミの天才だと認められている先輩に「ツッコミのコツって何ですか?」と質問したことがあります。
その先輩、何て答えたと思います?













「ボケの話をよく聞くこと」
「ボケが息を吸ったときにツッコむこと」

聞いた当時は「へぇ~、そうなんだぁ~」くらいにしか思わなかったのですが、今から思うと、何という「ボケに対する愛情とリスペクト」なんだろうと、ただただ感心します。
あくまでボケを立てるということに終始する姿勢が、この2つの言葉から滲み出ている気がします。

余談になりますが……。
僕は今回のように質問を投げかけて、矢印を下にスクロールしていく間に答えを考えてもらうことがよくあります。
これ、「強制参加」の変化球だって気付いてました?

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本日の朝の定期報告
体重:64.0kg
体脂肪率:17.5%

ちょっと減ったが、それは単に昨日食べる量が少なかっただけ(笑)

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社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

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