その苦しさ、僕はわかります。(わらプレvol.8)
本公演3日目~4日目くらいに大体、声枯れしてきちゃうんだよなぁ~。
とか、思っていたらなんだか喉がゴロゴロ。そんなわけで昨日は夜公演だけだったので、朝一番で行きつけの耳鼻咽喉科へ。
耳鼻咽喉科が「行きつけ」っていうのも、どうなのかと思いますが……。
でも客観的に自分の弱点がわかっていると、予防策を講じることも、早めの対応も可能です。
そう、ダメージが軽減されるのです。
そんな訳で今朝は「サラリーマンのためのダメージ軽減法のコツ」について。
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僕はサラリーマンの時、特に営業部門に出てからは、それはそれは毎日上司に怒られました。
もちろん商品知識もあまりなかったダメサラリーマンなので、怒られるのは仕方ないんですけどね。
もう上司のストレスの吐け口にされてたんじゃないかと思うほど怒られまくりました。
実際、途中からは吐け口にされていたんじゃないかなぁ~。
だって、課長は僕を別室で1時間半なじった後、部長が帰る時間になると「自称・指導」を止めて、部長の後を大名行列みたいにくっついて帰ってましたから。
そして課長が帰ると、今度は課長代理のお説教タイムがスタートです。
まさにエンドレスナイト。
でも毎日毎日なじられ、そのために時間を奪われ、仕事が溜まっていき、残業が慢性化。
ついに1週間に土日を含めて8時間しか寝られず過労で倒れました。
ずっと徹夜して、2日目に不覚にも2時間パソコンの前で居眠りしてしまう。その繰り返し。
その状況で昼間は車で街中を走り営業先に行っていたのですから、今思うとよく事故を起こさなかったな、と。
扁桃腺が過度に腫れ、熱が下がらず3週間入院しました。
心身ともに疲弊ってやつですね。
ちなみに入院が決まった時に会社に電話した時の上司の対応。
課長代理「なに? 入院? わしゃ病院行けとは言うたけどなぁ、入院せぇとは言うてないんじゃ!!」
課長「入院? あ、そう。それはどうでもいいんだけど、この稟議書の数字が間違っているのはどういうことなんだ?」
入院中は点滴で熱を下げるのですが、点滴が終わって3時間くらいすると薬が切れます。
すると30分くらいの間に36.5度くらいから一気に39.8度くらいまで上がるんですね。
そうなると、もう身体の感覚が追い付かないんですよ。
「寒い、寒い」ってガタガタ震えながら、全身汗をびっしょり掻いてるんですね。
もうそんな状況で、腕には点滴の無数の針の跡。
もし文春さんが来てたらASKAさんと同じカテゴリーに分類されそうな勢いです。
上司に怒られるのって、キツいんですよ。
僕はそのキツさをイヤというほど知っています。
そして、それが自分を追い詰め、どれほどのダメージを受けるのかも知っています。
このメルマガを始めたのも、そういう過去の僕みたいな状況に今、直面している人に何か役立てないかなぁと思ったからでした。
僕はその後、サラリーマンを辞め、声優養成所を経由してお笑い芸人になるのですが、その中で身につけたノウハウで、今ならあの頃の僕を救ってあげることが出来るのに……と思います。
だいぶ前置きが長くなっちゃったんですけど、今日の結論・ダメージ軽減のコツ。
「自分自身を演じてみる」
具体的な方法や、どうしてそれが有効なのかという理屈は、また次回。
でも、この「自分を演じる」方法は発展させると、とっても素敵なんですよ。
緊張もほぐれるし、自分自身を理想の自分にシフトさせていくことも出来ます。
今回は僕の過去の無駄話がだいぶ多くなっちゃいましたね。
すみません。
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いや、僕だってボイストレーニングに週1で5年通ったんですよ(笑)
身につかなかったのか、元々声帯が弱い(咽喉科医・談)のかはわかりませんが、いまだに声を枯らします。
でも、みんなにはわかってもらえない。
単なるトレーニング不足と映ってしまう。
他人に理解されない苦しさってありますよね?
Comment
色んな部分で凄い分かる、、、桑山さんが悪いんじゃなくて、ハズレ上司だったんだと思います。
私も失敗しないように気を付けていてもやらかしてしまうことがあります。そんな時は私はとことん自分を責めてしまいますね。「あんなに気を付けていたのになんで、同じ失敗をしてしまったんだろう。どうして、自分は出来ないんだろう。」これをエンドレスでぐるぐる。自分で「自分は出来ない」の暗示を多分、掛けてます(笑)あとは人から否定的な事を言われても全部受け止めてしまいます。相手が言ったことが正しい。って(^_^;)
つい自分を責めちゃいますよね
そして責め過ぎちゃいますよね♪
そんな時には「という○○県の美和さんからの投稿でした」とDJ風にお葉書紹介して他人事にしちゃえば?