落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

自分が演じる? 自分を演じる!?(わらプレvol.9)

2020/03/30
 
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社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

いやぁ、昨日はちょっと湿っぽくて暗い話が多かったので、今日は日記的なことはすっ飛ばして、早速本編に行っちゃいます!!

サラリーマンが上司に怒られるダメージを減らす方法は「自分自身を演じること」だというのが昨日の話。

別にサラリーマンじゃなくても、それぞれのコミュニティでその場の雰囲気で、自分が辛い立場のポジションに置かれてしまっている方には有効だと思います。

たとえば馴染めない学校のクラス。
ママ友同士。
町内会。
オフ会。

僕にとって一番しっくりくるのが(自分の歴史として)サラリーマンだったというだけなので、「これは使えそうだな」と思ったらアレンジしちゃって下さいな。

「自分を演じる」と聞いて、いろんな事が頭に浮かぶと思います。

「え~~、演じるとか、演技とかって難しそう」
「あぁ、自分と全く違う『キャラ』を演じるってことね」
「全く言っている意味がわからない……」

まぁ、ともかく最後まで話を聞いてみて下さい。

「役者さんは演技している時、演技している自分を客観的に俯瞰している」って話、聞いたことがありませんか?
僕もそれ聞いて「なるほど!! それが奥義か」と感心して早速挑戦してみました。

出来ねぇ~~~!!
何、それ? ホントに出来んの!?
そんなの人間業じゃないって!!

あんまりにも悔しいから、自分なりに色々試行錯誤したわけですよ。
その途中であることに気付いたんです。

そういえば女優さんって、役で大失恋してもそれを苦にして自殺とかしないよなぁ。
俳優さんって、役で土下座させられたりしてもトラウマになったっていう話は聞かないなぁ。

ま、当たり前の話なんですどね。

と言うことはですよ。これ、日常生活に応用したら便利じゃないかって思ったんですよ。
つまり「自分という役」を演じる。
そうすると日常生活という場面で起こった出来事だから、たとえ人格否定されても、そこまでダメージは受けないんじゃないか、と。

思い返せば、クラスのイジメられっ子が何とか自分を保とうと無理して「キャラ」を演じることがあると聞きますが、それももしかしたら本能的にダメージを回避する方法として編み出したのかもしれません。

ただ「キャラ」を演じてしまってマズいところは、自分とは全く違う人格を演技の訓練もなしに挑んでしまうところです。
別人格を日常生活で演じ続けると言うのは、故意に二重人格状態を作ろうとする行為。
そりゃ精神のバランスを崩しやすくなって当然です。
辛いことからダメージを軽減させるはずが、逆に自分を追い込んでしまう結果となります。

だから「自分と全く同じキャラ」を演じるのです。

やり方は簡単です。

僕の場合だと、例えば上司に怒られた時に
「こんな時、いつもの桑山君ならどう言うかな?」
「桑山君なら、こんな表情をするはず」
「桑山君のことだから、こんな仕草をしながら、視線はここを見てるんだろうな」
と、いつもの自分を思い出しながら、それを忠実に再現します。

「演じてないじゃん」と思われるかもしれませんが、これでいいんです。
主観的に行動するのと違って、客観的に思い出したものに従って行動する。これ、立派に演技です。

人間はいろんな場面に応じて仮面をかぶると言われています。
それを意図的に行うのです。いつもは無意識でやっていることを意識してやる。
だから、思っているほど難しくはありません。

これを行うと、どうなるかというと……

「上司→素の自分」と直に攻撃を受けていたのが
「上司→役の自分→素の自分」とワンクッション挟むので、ちょっと冷静に(悪く言うと他人事的に)受け止められるので、ダメージが減るのです。

それじゃ反省してることにはならないんじゃないか?
いえ、逆なんです。
ワンクッション挟むことによって冷静に言葉を聞けるので、相手の注意点を単なる萎縮や恐怖で理解不能になる可能性が減り、結果的に改善点がはっきり自覚できます。

それに「いつもの自分」を演じているので、ちゃんと申し訳なさそうな表情や仕草はします。
だから「誰にも迷惑かけず」に、「ダメージを減らして」「冷静に改善点を分析できる」ということになります。

なんか良さそうな気、しません?

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いよいよ本公演最終日、声よギリギリでもいいから、モってくれぇ~!!

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