落ち着きのない大人が 手あたり次第にチャレンジします!!

今日の授業は野球観戦!?(わらプレvol.51)

2020/03/30
 
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桑山 元
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

(本日のあらすじ)
・以前、僕はお芝居とコンサートの感じ方に違いを感じていた
・コンサートや野球観戦は観客も参加者
・授業やセミナーでもこの原理は使える

今日は授業やセミナーなどで有効な「強制参加」というテクニックについて、お話ししたいと思います。
ま、僕が勝手に名付けただけなんですけどね。

僕はサラリーマンを辞めた後、声優養成所に通っていました。
その頃は勉強のためにお芝居の舞台を手あたり次第、観に行っていました。

それまであまり「観劇」という趣味がなかったので、最初はとても取っつき辛かったのを覚えています。

なんせ映画もコンサートも野球などの観戦もほとんど行かない人間でした。
高校生以降は本すらもあまり読んでいませんでした。
やっていることはと言えば、ジャンプ・マガジン・サンデーといった漫画雑誌や漫画の単行本を読むことと、テレビを見ることぐらい。

そんな人間が「声のお芝居」をやろうと思ったこと自体、なんともふざけた話なのですが、当時は気づきません。
でも授業で「演技」させられるので勉強せざるを得ません。
そんな消極的理由から10歳くらい年下のクラスメートに誘われるままに観劇に行ってました。

当然のことながら、お芝居をどう見たらいいのか、わかっていません。
当時の僕が感激した感想は「なんか客席と舞台の間に一枚厚いガラスがあって、その中で物語が展開されているのを眺めてる印象」という失礼極まりない感想でした。
〇〇座というような格式高いお芝居は特にそういう風に感じていました。(今は違いますよ)

舞台の他にも、映画や野球観戦、コンサートにも出かけていきました。

映画は特に違和感なかったのですが、コンサートに行った時は軽くカルチャーショックを受けました。
「なに? この盛り上がり方?」

皆さんにとっては普通のことなんでしょうが、僕から見ると「何故コンサートでこんなに盛り上がるのかが全くわからない」と思ったんです。
音質としては家でCDをヘッドホンで聴く方がよほど良い。
なのに家でCDを聴くのとは比較にならない、この高揚感。
だって歌ってるアーティストは親指の先くらいの大きさでしか見えないんですよ?
顔なんか見えないし、本人かどうかもわからない。
気づけば結局オーロラビジョンに映し出されている映像を見ていたりする。
なのに感じる、この高揚感。
音楽の力もあるのでしょう。でもそれだけでは説明できない何かを感じていました。

この「僕にとっては不思議な経験」は、ずっと心の片隅に引っかかっていました。

次にこの「不思議な感じ」を体験したのは、野球観戦の時。
僕は野球に全く詳しくありません。
ルールはなんとなく知っているものの、その程度です。
各チームの選手はおろか、今戦っているチームがリーグの何位にいるのかすらも知りません。
でも、球場に行ってみると面白いんです。
よくわからないけど、ワクワクするんです。

あ、これ、コンサートで感じた感覚と同じだ!!

なんでこういう感覚になるんだろう??
当時、色々考えました。

今にして思えば群集心理による興奮性なんだろうとか思うのですが、当時導き出した結論は違いました。

「動きや声を出したりする行動(応援など)で、観客が傍観者ではなく、参加者になっているのではないか?」

声優養成所のクラスメートに誘われて、素人劇団の旗揚げに関わったことがあります。
そのお芝居の台本を担当したのですが、その時にずっと考えていたことが、これでした。
「なんとかして、観客を芝居の登場人物として参加させて、コンサートのように盛り上げることは出来ないだろうか?」

結果は「そこまで盛り上がりはしなかったが、観客も登場人物の一環という設定にすると、わりと真剣に観てくれる」というものでした。
理由はきっと幾つかあるのだろうと思います。

・自分も登場人物として割り当てられることで感情移入しやすい
・身体を動かしたり声を出すことによって、気持ちも動きやすくなる
・次にどんな指示が来るかわからないという緊張感を持つ

さて、長々と何の話をしてきたかと言うと、これは授業やセミナーでも使えるということです。

授業やセミナーなどで聞いている人が気にしていることは、たった一つです。
「その話は自分に関係のある話か?」

だから最初はやや集中して聞いています。
しかし「あ、この話は関係ないや」「私には関係ないかも」と集中が途切れるタイミングは人それぞれです。
だから集中力が多少でもある序盤で、聞いている人を「参加」させて集中を長引かせようという手法です。

名付けて「強制参加」!!

方法は簡単です。
何でもいいのでみんなに向かってアンケートを取ればいいんです。
「ここまでの話がわかった方は手を挙げて下さい!!」
「空調はどうですか? ちょっと寒いなって人~!!」

ここでのポイントは、口々に答えてもらうなどの【声を出す】か、手を挙げてもらうなどの【動作を伴う】こと。

これだけでも「食いつき」というか「集中度」「注目度」がだいぶ違ってきます。

ちなみに僕がよく使ってたのは、いずれも挙手を促しながら

「ここまでの話がよ~く理解できた方~!!」
「全然わからないっていう方~!!」
「今、トイレ我慢しててそれどころじゃないよ~って方~!!」

とか

「空調はどうですか? ちょっと暑いなって人~!!」
「ちょっと寒いなって人~!!」
「じゃ、暑い人は上着を脱いで、寒い人に貸してあげて下さい」

みたいな感じです。

もし気に入ったら、滑っても自己責任でお使い下さい(笑)

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桑山 元
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」に所属しています。 お笑い芸人の傍ら、「わかりやすい伝え方」を極めるべく、セールスライター、スピーチライター、講師、ライトノベル執筆に挑戦中! 最近は「遅ればせながら」御朱印集めにハマりつつあります。

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