飲み会での小技(わらプレvol.99)
昨日はザ・ニュースペーパーの新人君たちと
飲んでました。
その前の晩はIT会社のゆうさんと飲んでました。
すっかりご馳走になってしまいました。
なんか最近飲んでばかりで、少し自重しなければ
と思っています。
飲み会といえば、この前、映画監督と飲んだ時の
話で「その他にも小技を使った」と書いていて、
「その小技ってなんだと思いますか?」なんて
問いかけておいて、肝心の正解をお知らせする
のをすっかり忘れていました。
なんだかわかりました?
席順?
それも確かにやりました。
対面に座ったときには軽い話しかしませんでした。
対面のポジションは「対決」のポジションで、
無意識的には「敵」とみなされやすい位置です。
もし、大勢でテーブルを囲むときに、上司や
意中の異性との距離を縮めたければ、真正面では
なく、すこしずらして斜め前方とか横に陣取ると
いいですよ。
これは割と有名な話なので、知っていたかも
しれませんね。
でも、今日お伝えしたかったのは、これじゃ
ありません。
正解は「共通の話題を作る」です。
なぁ~~んだ、普通の話ジャン!!
って思いました?
そう、普通の話なんです。
友達作るときも、異性とお近づきになるときも、
「共通の話題」があると一気に話が盛り上がり
ますよね?
それはわかってる。
そういう時は苦労しないんだよ。
問題はそういう共通の話題がない時はどうする
か、なんだよ。
そんな声が聞こえてきそうです(笑)
そういう時にとても有効な技をお教えしましょう。
それは
【会話の中で出てきた言葉やフレーズを引用する】
です。
大勢の会話に最初は入れなくても、ニコニコ
しながら会話を聞いて表情でリアクションを
取って、「興味がありますよ」というサインを
発信しておきます。
会話の中で皆が笑ったり盛り上がったりした単語
やフレーズをこっそり覚えておきます。
そして、会話の最中にずっと「そのフレーズを
使える場面がないか」を考えておいて、
「あ、今使える!!」と思った時にそのフレーズ
を言います。
そんだけ?
そう、そんだけなんです。
でもこれ、かなりの高確率で成功します。
なぜなら人の興味や笑いは「共感」に基づいて
いることが多いからです。
そしてそのフレーズは、その場で会話に参加して
いる人ならば「誰もが知っている、誰もが覚えて
いる」共通の話題です。
しかも、それで以前にウケたり盛り上がったり
しているのですから、効果は実証済みです。
お笑い用語で言う「天丼」というヤツです。
天丼には普通、海老が二本乗っていることから、
「同じボケを繰り返す」手法の事をこう呼びます。
厳密に言うと、今回の場合は他人のボケに
「カブせる」の方がニュアンス的には近いのです
が、ま、それはこの際どうでもいいでしょう。
これ、慣れてくると普通に会話しながら、
「あ、前に出てきたあのフレーズ、ここで使える」
とピンとひらめくようになります。
僕の場合でいうと「イナゴの瓶詰め」という、
ビジュアル的にもインパクトがある絵をふと
思い出して、満員電車の会話に引用できるなと
思って口にしたわけです。
結果は予想以上の大成功で、ちょっと出来過ぎな
気もするくらいでした。
なかなか会話に入りこめない場合は、是非試して
みて下さい。
自分に注目が集まると、自分の居場所が出来ます。
自分の居場所が出来ると、その場がアウェーでは
なく、ホームになります。
ホームになれば焦ることなく、落ち着いて自分の
ペースで会話に参加することが出来ます。
疲れず、楽しい時間が流れていきます。
お勧めですよ♪